ドニ・モルテは有名で色々なインポーターが扱っていますがティエリーはそれほど多くない。

そんな控えめなティエリーのジュヴレ・シャンベルタン前回熱劣化していたので、今回は状態が良いものを飲んでみました。
とは言え、外れ年の2013年です。

ワインデータ

ワイン名:Gevrey Chambertin
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin
生産者:Dom. Thierry Mortet (ドメーヌ・テイエリー・モルテ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red wine

ワイナリー

1984年に、ティエリーとドニ・モルテの兄弟が、ファミリー・ドメーヌのチャールズ・モルテ・エ・フィスを引き継いだ。
1992年に、彼らはドメーヌを分割し、それぞれ自分の道を進みました。
ドニ・モルテは現代の崇高なスタイルですぐに世界的な名声を得ましたが、ティエリーは当初の伝統的なスタイルに注意を払いました。
最近、ますます多くの人々がブルゴーニュの伝統に戻っています。
それにつれて情熱と細心を持って作られたティエリー・モルテのワインは、ますます人気が高まっています。
自然に近い葡萄栽培、収穫時の精密さと穏やかな醸造は、インスピレーションを与える特徴的で典型的なワインにつながります。
ティエリー・モルテはビオディナミを実践しており、2010年から認定されています。

収穫時のティエリー・モルテの精密さと献身を経験したことで、なぜ非常に明確で表情豊かな個性のワインを作ったのかについても明確になります。
1つは、典型的なブルゴーニュが理想的にどのように味わいになるべきかのあるアイデアを持っています。
この理想的なブルゴーニュワインのイメージは、ティエリー・モルテのワインに非常に近いです。
ペロ・ミノ、ヴォギュエ、ルソー、ボノー・デゥ・マルトレイなどの伝統的なもの、ほぼ革命的なもの、より現代的なブルゴーニュ様式がありますが、実際はガイヨンの非常に伝統的なスタイルです。
ティエリー・モルテは伝統に最も近いものですが、ワインにはまさにその近代性の付加価値が与えられています。
おそらく、彼のスタイルではモダンなもの、単にブドウのより正確な成熟というものとして感じるものでしょう。
今日、ティエリー・モルテはアルマン・ルソーとヴォギュエと同じカテゴリーに分類されています。
彼の畑は残念なことにヴォギュエと同じ潜在能力というわけではないが、同じ古典的なブルゴーニュスタイルを維持し今日も同様の場所で同様の完成度を達成している。

(ティエリー・モルテのHPが見つからないのでドイツで紹介されていたページを訳したものになります。)

このワインは

20箇所以上の異なる区画をアッサンブラージュした村名ジュヴレ・シャンベルタン。

テイスティング

いわゆる外れ年と言われている2013年です。
まずグラスがブルゴーニュグラスではなかったので、更に評価が厳しくなりがちですが、そこは忖度して優し目に…
なんて言う訳がありません。

幅広のグラスではなかったので香りは正直控えめ。
色合いは…アルコールランプの光しか見えないのでわかりにくいですが、ルビー・レッド。
香りはラズベリーとバルサミコが少し。
味わい少し塩気を感じる??
酸がしっかりだが強すぎではない。
2013と聞いてちょっと身構えましたが、十分美味しい。

飲んだ日:2018-07-20
飲んだ場所:EBISUBASHI珊瑚
買った場所:多分福袋
価格:6,000円
インポーター:ラック・コーポレーション

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!