リカマン系列であるナオタカの福袋に入っていたクロスター・エバーバッハ

以前は鷲のマークがでかでかと書かれており、ショッカーの一員みたいでしたが、落ち着いた感じのラベルに。
力強い味わいが特徴的なドイツのワインでした。

ワインデータ

ワイン名:Assmannshäuser Höllenberg Spätburgunder Spätlese Trocken
生産地:Germany > Rheingau
生産者:Kloster Eberbach (Hessische Staatsweingüter GmbH) (クロスター・エバーバッハ)
品種:Spätburgunder (シュペートブルグンダー)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1098年: シトー会はベネディクト会の改革運動として成立しました。
修道院の生活は集中的なミサ、開拓の労働、呵責のない禁欲、厳格な沈黙戒、肉欲と暖房(「暖めた小部屋」一室を除いて)の放棄から成り立っていました。
クレルヴォーのベルナールがシトー会を中世最盛期の最も有力な修道会に発展させ、修道士とその配下に置かれた信者修道士の急増は宗教的な大衆運動の典型的な表れでした。
1115年頃 聖アウグスチノ修道会律修司祭が初めて、続いてベネディクト会(1131年)が今日の修道院敷地に定住しました。
1136年2月13日 クレルヴォーのシトー会士13人が入居、聖ベルナルドゥスにより創立。
12~13世紀 厳格なシトー会の生活規律の最盛期。修道院の全居住者は最低150人の修道士と最大その3倍の信者修道士で構成されていました。
13~16世紀 社会的宗教的変革が経済構造を変え、領地を賃貸、修道士は司牧及び学問の仕事に一段と多く携わり、厳格な禁欲主義は後退、(ワイン)農園経営が著しく増大しました。
1525年 農民戦争で「大樽」(71000リットル以上)を空にし、略奪。
1631年~1635年 修道士は30年戦争でスウェーデンとヘッセン軍から逃亡、略奪、修道院の蔵書破棄/オックスフォードとロンドンへ持ち去る。
18世紀 経済の全盛期、およそ30~40人の修道士が修道院の広大な領地に居住。
1803年 侯爵フリートリヒ・アウグスト・フォン・ナッサウ・ウージンゲンにより修道院を廃止(世俗化)、ワイン農園の創立。
19世紀 修道院施設の一部が数十年間「教護院」(監獄)、「精神病院」、1912年から軍隊の療養所となりました。
1866年 プロイセン王国によるナッサウ大公領の併合、修道院施設はプロイセンの管理下に置かれ、ワイン醸造の伝統を継続。
1926年~1939年 根本的な修復と美術史的に重要な部屋の復元修復。
1946年 修道院はヘッセン州の所有となり、ヘッセン州立ブドウ園が管理。
1986年 歴史的な建築物保存のため総再建の開始、時代にあった利用コンセプトの開発
1998年 修道院施設を財団法人エーバーバッハ修道院の名称で公益目的の財団法人の所有に移行。
財団法人の任務:修道院を一般に公開し、適度適切な使用と持続的な経営により施設を永続的に保存。
財団法人エーバーバッハ修道院は全施設の経営及び維持費を全て負担し、その目的で行われる寄付は税金を控除できます。
2011年 シトー会入居875周年(1136年2月13日)及び修道院教会聖別825周年(1186年5月23日)

このワインは

ヘレンベルクは、南南西に露出した約55ha(136エーカー)のブドウで覆われた円錐形の土地です。
リューデスハイムから下流に移動すると、丘の斜面に白い文字でサイトの名前が書かれているため、見逃すことはないでしょう。
シュペートブルグンダーは主要なブドウ品種です。
少量の早熟株「フルーブルグンダー」もここで栽培されています。
一部の区画のブドウは非常に古く、ブルゴーニュから輸入されたクローンです。
土壌は風化した葉状スレートとタウヌス珪岩で、どちらもワインに明確なミネラル調を与えます。
土壌の多孔性のため、ブドウは水分を求めて根が深くなります。
ドイツ語の「Hölle」は文字通り「地獄」を意味し、火と硫黄のイメージ、またはワインに関して「燃えるような」成長を想起させます。
これは一部の赤ワインにふさわしい説明です。
ただし、この場合、語源の現実はそうではありません。
名前は実際には「ハルデ」に由来します。
これは、ラインガウ方言の斜面または急な丘を意味します。
ラインガウの他の3つの「Hölle」サイト(ヨハニスベルク、ヴィースバーデン・シアーシュタイン、ホッハイム)についても同様です。
この土地は40〜60%の傾きで、この地域で最も急な区画の1つです。

テイスティング

ブルゴーニュとは違う紫がかったルビー色。
木イチゴの香り。
果実味がしっかりあって割と重い。
もっとエレガントな感じなのかと思いましたが、ドイツのお城の様な重厚さ。
これはこれで面白くてありです。

飲んだ日:2019-09-21
飲んだ場所:セラフェ
買った日:2019
買った場所:ナオタカ
価格:5,200円
インポーター:都光酒販

One thought on “飲んだワイン クロスター・エバーバッハ/アスマンスホイザー・ヘレンベルク シュペートブルグンダー シュペトレーゼ トロッケン2015 7点”

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