小田原のかまぼこの老舗が始めたブルワリー。

ブルワリー25周年記念の魚肉蛋白を使用したビール。

 

ビールデータ

ビール名:海の恵み
生産地:日本 神奈川県小田原市風祭58−4
生産者:箱根ビール(鈴廣かまぼこ株式会社)
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:魚ピルス
価格:880円(税込)

ブルワリー

「鈴廣のものづくり精神」がクラフトビール「箱根ビール」を生み出しました。
かまぼこに続くもうひとつの新しい食の財産です。
1997年に始まり、かまぼこの歴史に比べるとまだまだ若い事業ですが、数々のコンペで賞を獲得している実力派です。
ビールは洋酒ではあるけれど、箱根の水から生まれたクラフトビール「箱根ビール」には、その地に生まれた役割があります。
つまり、土地の食文化に寄り添い、かまぼこはもちろん、小田原の海産物や野菜などを使った和食を一番意識しています。

かまぼこの老舗がどうしてビール?そのわけは「水」にあります。
おいしいビールづくりには「おいしい水」が欠かせません。
小田原には箱根・丹沢の大自然でじっくりと育まれた伏流水「箱根百年水」があります。
この水は鉄分をまったく含まず、カルシウムやマグネシウムをほど良く含んだ、とてもまろやかで上質な水です。
もともと、かまぼこづくりに使用していたこの水を、かまぼこ同様おいしい水が欠かせないクラフトビールというジャンルに取り入れたのです。
箱根ビールはこの名水があればこそ生まれたビールなのです。

ホップと麦芽は、ビールのテイストを決定する大きな要素です。
ビール独特の香味をつくるホップは、ピルスナー発祥の地・チェコのザーツ産アロマホップを用い、豊かな味わいと香りをつくる麦芽は、オーストラリア、イギリス、ドイツから直輸入された厳選素材のみを使用しています。
そして、大切に思うことは、ビール職人が試行錯誤の末辿り着いた和食を意識した鈴廣独自のクラフトビールです。
食事に寄り添うそれぞれのビールの味わいに合わせて独自調合しています。

清潔な環境で、良い麦汁と良い酵母を準備し、良いタイミングで良い発酵を促す。
温度管理なども徹底しきちんと発酵させることで、香りも強すぎず、オフフレーバーのない澄んだ味わいが生まれます。
そういう丁寧なつくりをひとつずつ心がけることで、自然と個性が生まれる。お客様のおいしいという評価は、そのあとからついてくるものだと感じます。

箱根ビールは「鈴廣かまぼこの里」の醸造所で毎日造られています。
仕上がり具合を毎日チェックし、最高の味のときに売り場や飲食店に届けられます。
だからいつもとびきり新鮮!本当においしいビールをお客様にご提供することができるのです。

このビールは

箱根ビール誕生から25年。コンセプトである「和食に合うビール」を追求した先にたどり着いたのは、かまぼこづくりの原点でもある、水と魚でした。​
名水「箱根百年水」と、かまぼこ製造の研究から生まれたお魚由来のアミノ酸から、華やかな香りが広がる唯一無二のクラフトビールが生まれました。​

醸造の工程のひとつ、発酵。​
酵母が麦汁の糖分を食べることで、アルコールと二酸化炭素、香りのもととなるエステル香が生成されます。
これらの生成に、アミノ酸はなくてはならない存在です。​

かまぼこ製造の研究から生まれた「魚肉ペプチド」は、お魚由来のペプチドでアミノ酸が豊富。
「ビールの発酵に魚由来のアミノ酸が加わったら、どんな作用が現れるだろうか」

こうして生まれたのが、ホップだけでは出せない華やかな香り。
麦芽由来のアミノ酸に加えてお魚由来のアミノ酸も発酵に作用することで、酵母の働きが活発になり、香り際立つビールが完成しました。
まさに“海の恵み”でつくられたビールです。

お魚由来のアミノ酸が加わることで、酵母の働きが活発になります。
それを、箱根ビール定番の「箱根ピルス」の約2倍の時間をかけて熟成させることで、より甘みとコクのある味わいに仕上げました。

“和食に合う”ということはつまり、“出汁に合う”ということ。​
「海の恵み」のまろやかな味は、和食の繊細な味をじゃますることなく、旨みを一層引き立てます。

テイスティング

薄薄濁り黄金色。
なんだか磯の旨味を感じる香り…
磯野野球しようぜ的な。
味わいには磯感は無し。
ドライな味わい。

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