40年近く経っているバローロを非常に良い状態で飲む事ができました。

当然の事ながら万全の美味しさとは程遠いのですが、それでもまだ飲めたことに感謝。
余りにも味わいが濃厚プルーンだったのでハーゲンダッツにかけたら激ウマでした。

 

ワインデータ

ワイン名:Barolo Riserva
生産地:Italy > Piemonte
生産者:Borgogno (ボルゴーニョ)
品種:Nebbiolo (ネッビオーロ)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1761年バルトロメオ・ボルゴーニョがワイナリーを設立。

1861年イタリアが統一された年。ボルゴーニョ・バローロが祝賀の昼食会で盟約を結ぶ。

1908年全ロシアの皇帝であるニコラ2世ロマノフがラクコーニージ城を公式訪問した際の祝宴でボルゴーニョ・バローロが供される。
1920年チェーザレ・ボルゴーニョがワイナリーの経営を引き継ぎ、その運命を変えた。彼は、アルゼンチン、ヨーロッパ、アメリカなど海外へのワインの輸出を開始した。彼は素晴らしい直感を持ち、バローロリゼルヴァの生産量の半分をセラーに残し、わずか20年後に売却した。
1955年フランス原産地呼称協会が、ブルゴーニュ地方の名称を模倣したとして、ボルゴーニョを裁判にかけた。
1967年ジャコモ・ボロゴーニョ&フィジリという名前のドメーヌを設立。
1968年チェーザレ・ボルゴーニョが死去し、ドメーヌの経営は孫娘のアイダと後に夫となるフランコ・ボッシに引き継がれる。
1972年トリノで開催された歴史的なワインオークションで、1886年ヴィンテージのボルゴーニョ・バローロが530,000リラで落札されました。これは当時の絶対的な記録であり、イタリアワインとしては最高額であった。
1984年イダとフランコの息子、チェーザレとジョルジオ・ボッシスが事業に参加。

2008年ファリネッティ・ファミリーがワイナリーを買収し、伝統を忠実に守ることを約束する。
2009年本来の姿に戻すため、メインの建物を大幅に改築する。
2013年ボルゴーニョ社は、発酵タンクの素材をコンクリートセメントに戻すことを決定しました。
2015年有機栽培への転換を開始し、ティモラッソの生産のためにトルトーナ地区に3haのブドウ畑を購入するなど、2つの大きな変化がありました。
2016年ボルゴーニョ社は、バローロの歴史的なセラーの重要な改修を開始し、古いコンクリート製の発酵槽を復元し、その他の生産設備を改修した。さらに、ボルゴーニョ社が所有する既存の20haに、アルバ近郊の最高のロケーションの1つであるマドンナ・ディ・コモに11haのブドウ畑を追加しました。

このワインは

栽培地:バローロ – ブドウ畑 カンヌビ、リステ、フォッサーティ
畑の位置:南/南東
土壌:石灰質と粘土質の泥灰土
ワイン醸造システム:ギュイヨ・システムのアルケット・バリエーション
植え付け密度:4.000本/ha

テイスティング

長命なレゼルヴァだからまだかろうじて飲めるという状態。
退色しレンガ色。
紹興酒、バルサミコ酢の香り。
この香りがする時は大体痛んでいることが多いのですが、思ったよりも大丈夫でした。
味わいは少し酸が出て来てはいますが、プルーンの味わい。
凝縮した果実。
ぎりぎり飲めたことに感謝。

飲んだ日:2021-07-17
飲んだ場所:忍者屋敷
買った場所:徳岡
価格:24,000円
インポーター:徳岡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!