モルドバ・ワインのヴィンテージ・チャートが見つからず1993年が良年だったのかどうかは謎ですが、一瞬のまばゆいキラメキは見せてくれました。
数分で熟成カベルネ・ソーヴィニヨンの香りは無くなり、お酢に近い飲み物になってしまいましたが…
たまにはこういうワインも面白い。
|
ワインデータ
ワイン名:Cabernet Vin de Colectie
生産地:Moldova
生産者:Cricova (クリコバ)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
クリコバは、ヨーロッパで最大かつ最も印象的なワインセラーの1つです。
彼らの歴史は1952年から始まります。
クリコバのワイン・セラーは、世界最大のミレスチ・ミーチに次ぐモルドバで2番目に大きなワインセラーです。
ミレスチ・ミーチの200kmに対して、120kmの迷路のような道路が自慢です。
トンネルは、首都キシナウの建設を支援するために石灰岩が掘り出された15世紀からクリコバの下に存在していました。
それらは1950年代に地下のワインセラーに変換されました。
※公式HPより 1,000本くらい飲んでもバレなさそう
通路の半分はワインの貯蔵に使用されます。
通路の名前は、保管しているワインにちなんで名付けられています。
この地下にある「ワインの街」には、倉庫や試飲室などの施設があります。
それは地下100mまで下がり、125万本の珍しいワインを保持します。
最も古いワインは1902年にまでさかのぼります。
温度は一年中ワインに最適な約12°C(54°F)に維持されます。
1966年に宇宙飛行士のユーリ・ガガーリンがセラーに探検に入り、2日後にスタッフの力を借りてやっと脱出できました。
ロシアのウラジーミルプチン大統領はここで50歳の誕生日を祝いました。
※公式HPより 軍事基地かよ!
かつてこの地域は、建築材料である石灰岩の鉱山でした。
いくつかの通路では発掘がまだ活発であるため、セラーはまだ成長しています。
モルドバの他の有名なワイナリーには、コジュシュナとミレスチ・ミーチがあります。
クリコバワインの最大の輸入国はカザフスタンです。
以前はロシアが主要な輸入国でしたが、2014年にロシアがモルドバの欧州連合への加盟に向けた動きに対する報復としてモルドバ・ワインに禁輸措置を課したときから輸入量が激減しました。
このワインは
カベルネ・ソーヴィニヨン品種から得られるワインは、熟成の可能性が高く、高品質のコレクション・ワインの生産を可能にします。
上質なブーケと調和のとれた味わいが特徴で、クリコバ「カベルネ」は確かに素晴らしく高貴なワインです。
製品の特徴オーク樽で18ヶ月以上熟成され、クリコバ・セラーでほぼ3年間保存されました。
テイスティング
面白ワインは私の担当なのですが、私に触発されてか珍しく外人忍者が持って来てくれました。
開けて数分は高級なカベルネの香りです。
土やキノコの香り。
しかし物の数分で急速に香りが無くなります。
ただの酸味のあるお酒になってしまいました。
長期熟成には適していないんだと思います。
大人数で開けて、みんなで数分で飲みきるのが吉。
飲んだ日:2013-09-02
飲んだ場所:ふる川
価格:3,000円