飲んだワイン ジャクソン/キュヴェ739N.V. 8点

最終更新日

みんな大好きジャクソン。

久しぶりに飲みましたがその人気の高さに違わぬ美味しさを誇る。

 

ワインデータ

ワイン名:Cuvée 739
生産地:France > Champagne
生産者:Champagne Jacquesson (シャンパーニュ・ジャクソン)
品種:Chardonnay (シャルドネ), Pinot Meunier (ピノ・ムニエ), Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Sparkling Wine(White)

ワイナリー

伝統と大胆さを融合させた唯一無二のシャンパーニュ・メゾン
シャンパーニュ・ジャクソンは、200年以上にわたり、情熱、厳格な基準、そして創造性をもってシャンパーニュ造りの芸術を育んできました。
1798年、クロード・ジャクソンとメミー・ジャクソンによって、シャロン=シュル=マルヌに創設されたこのメゾンは、シャンパーニュ地方でも最も歴史あるメゾンのひとつです。
19世紀、メゾンは大きな発展期を迎えます。
この黄金時代を築いたのが、先見の明を持つ指導者であり、発明家でもあったアドルフ・ジャクソンです。
1844年、彼はコルクを固定するための小さな金属製ワイヤーである「ミュズレ」を特許取得し、シャンパーニュ業界に革命をもたらしました。
このミュズレは、現在も世界中で使用されています。
同時期、アドルフ・ジャクソンは、著名なジュール・ギュイヨとともに、シャンパーニュの醸造技術の発展にも大きく貢献しました。
彼の指揮のもと、後に自身の名を冠したメゾンを創設することになるヨハン・ヨーゼフ・クリュッグが、セラーマスターを務めていました。
さらに、ジャクソンの名声は、ある有名な逸話によっても高まりました。
「ジャクソンのシャンパーニュは、ナポレオン・ボナパルトのお気に入りだった」
――そんな噂が、長く語り継がれてきたのです。

細部を極める哲学、先見性に満ちた精神
19世紀末から20世紀初頭の困難な時代を乗り越えた後、1924年にメゾンはド・タシニー家によって買収され、再建と活性化が進められました。
革新の精神は、時代を超えて受け継がれていきます。
1974年、シケ家がバトンを引き継ぎ、ドメーヌをディジーへ移転。
約50年にわたり、ジャン・シケ、そしてその息子であるローラン・シケとジャン=エルヴェ・シケが、精密さとテロワールを中心に据えた哲学でメゾンに新たな息吹を吹き込みました。
この卓越性への探求は、とりわけ「キュヴェ No.700」の誕生によって結実します。
このキュヴェは、シャンパーニュ地方全体に影響を与え、国際的な指標となりました。

新たな章へ
2022年末、ジャクソンは、ピノー家およびアンリオ・ラ・ルジエール家が所有するアルテミス・ドメーヌ・グループの一員となりました。
アルテミス・ドメーヌ CEO フレデリック・アンジェレ、ジャクソン マネージング・ディレクター ジャン・ガランドーのもと、チームは細部への徹底した配慮を続けながら、先人たちのビジョンを受け継いでいます。
それは、自由で大胆でありながら、シャンパーニュに深く根ざした精神。
なぜなら、規律を完全に理解することこそが、そこから自由になるための条件だからです。

ブドウ畑とセラーでテロワールの個性を解き放つ
現在、メゾン・ジャクソンは、グラン・クリュおよびプルミエ・クリュに格付けされた36ヘクタールの畑から、毎年ワインを生み出しています。
これらの特別な区画は、シャンパーニュを象徴する二つの主要エリアに広がっています。
コート・デ・ブラン
グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
中心となる村は、
アヴィーズ
アイ
ディジー
オワリー
シャンピヨン
オーヴィレール
それぞれのテロワールが、独自の個性を表現しています。
石灰質土壌(チョーク)は、表層に近い場所もあれば、より深い場所に存在することもあり、ワインのアイデンティティ形成に重要な役割を果たしています。
2010年以降、ドメーヌの畑はオーガニック認証を取得。
低収量と最適な成熟を促す、丁寧で自然を尊重した栽培が行われています。
すべての作業は、ブドウ樹の自然なバランスを守り、
区画ごとの香りのニュアンスを最大限に引き出すために行われます。

セラーにおいて
セラーでも、細部への配慮は最重要原則です。
垂直プレスによる極めて穏やかな圧搾
第一搾汁のみを使用
清澄・濾過を行わず
大型オーク樽で澱とともに発酵・熟成
ワインは長期熟成され、ドサージュは低く抑えられ、デゴルジュマン後も必ず十分な休息期間が設けられます。
この忍耐強く、厳密に管理されたプロセスの目的はただひとつ。
テロワールの個性を伝え、そのすべての繊細さと唯一無二の魅力を表現すること。

チーム
メゾン・ジャクソンには、約20名の情熱的で献身的なスタッフが在籍しています。
彼らは、メゾンの歴史を尊重しながら、常に更新され続ける高い志を体現し、ドメーヌの未来を支えています。

このワインは

2011年ヴィンテージ
冬は厳しい寒さと多雨に見舞われ、春は非常に暑く乾燥しましたが、ところどころに霜の影響が見られました。
夏の始まりは天候に恵まれず重苦しいスタートとなったものの、生育期の終盤には天候が大きく回復しました。
その結果、生み出されたワインは繊細で調和が取れ、バランスの良い仕上がりとなっています。
ブレンド
シャルドネ 57%
ピノ・ノワール 21%
ピノ・ムニエ 22%
リザーヴワイン比率:31%

テイスティング

外観は明るく淡いゴールド。
きめ細かく豊富な泡が立ち上り、非常に生き生きとした印象を与える。
香りは洗練されており、熟したリンゴや青リンゴ、洋梨のフレッシュな果実に、バターを塗ったトーストやヘーゼルナッツクリームの芳ばしさが重なる。
口に含むと、口中をしっかりと満たすクリーミーさがある。
高めの酸は明るくフルーティで、滑らかなテクスチャーと美しく調和し、全体の印象をシャープに引き締めている。
味わいはドライで、白いベリーや白桃などのストーンフルーツ、ミネラル感、トーストのニュアンスが層を成して広がる。
力強さとエレガンスが見事に共存しており、フレッシュさを保ちながらも調和の取れた構成。
フィニッシュは心地よく、やや控えめながらも清らかな果実味と爽快な酸が余韻に残る。

飲んだ日:2015-10-11
飲んだ場所:EBISU WINE BAR
価格:8,500円(フランスで90ユーロ前後)
インポーター:ダイセイワールド

wineninja

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする