オーストラリアでもかなり美味しいピノ・ノワールがあると認識できる作り手。

ザ・カーリーのセカンドラベルで、毎年出ている訳ではない。

 

ワインデータ

ワイン名:Williams Crossing by Curly Flat Pinot Noir
生産地:Australia > Victoria > Macedon Ranges
生産者:Curly Flat (カーリー・フラット)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

カーリー・フラットは、ピノ・ノワールとシャルドネという早熟品種の栽培に理想的な緑地が特定された後、フィリップ・モラハンとジェニファー・コルッカによって1989年から開発された。
2017年、ジェニファーはカーリー・フラットの単独オーナーとなった。
彼女のリーダーシップの下、ワイナリーの高品質なワイン造りの評判は続いている。
ジェニファーとワインメーカーのマット・ハロップ率いる彼女のチームは、大切に育てられた土地から最高のワインを造ることに全力を注いでいる。

マセドン・レンジズは、オーストラリア本土で最も冷涼なブドウ栽培地域である。

このユニークなブドウ栽培地は、標高(540m)、緯度(グレート・ディヴァイディング・レンジの南)、海からの距離の組み合わせによるところが大きい。
暖かい夏の日の後、さわやかで涼しい夜が訪れ、ブドウの成熟を遅らせ、自然な酸を保つのに役立つ。これはピノ・ノワールとシャルドネの早熟品種にとって理想的な条件だ。

最も古いブドウの木は1992年に植えられた。
その後の植樹(1993年から2020年)で、ブドウ畑は14.5haまで成長した。
栽培面積の大部分はピノ・ノワール(72%)で、シャルドネ(23%)とピノ・グリ(5%)は少なめに植えられている。
多様なアスペクトとクローンが、多面的なワイン造りの機会を提供している。
赤色の火山性玄武岩土壌は、ストラクチャーと深さがあり、根が何mも下ることができるため、ブドウの木が利用できる土壌の量が増える。

2006年にアンダーヴァイン・モア(草刈り機)を使い始め、土壌の微細動物相が著しく改善されました。
その結果、有機物が驚くほど増加し、ブドウの木の健康的な将来にとって良い兆しとなっています。

カーリー・フラットのブドウ畑は、ワインの品質に最も大きな影響を与えると認められている。

ワイン造りの全過程に関わりたいという私たちの願いが、自社農園で栽培されたブドウのみからワインを造るという決断を後押ししている。
そのため、私たちはワイン造りの役割を管理者のひとつと考えている。
ブドウの木は、品種を表現し、場所と時間の感覚と共鳴するように育てられる。

冷涼な気候のため、果実は自然な酸が高く、力強く、それでいてエレガントなストラクチャーを持つ。カーリー・フラットのワインは自然発酵で造られ、環境酵母(ブドウ畑とワイナリーに自生している酵母)を使用することで、テクスチャーや口当たりが良くなり、完成したワインにより品種の風味が感じられるようになる。

このワインは

不定期で出されるセカンド。

テイスティング

スミレ、レッドチェリー、腐葉土の香り。
タンニンは程々。
オーク樽のスパイス感もあり。

飲んだ日:2018-05-27
飲んだ場所:PINOT PALOOZA Tokyo 2018
価格:4,980円
インポーター:ヴィレッジセラーズ

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