加美町薬莱山麓の天然水を使用して作るやくらいビール。
加美町振興公社は第三セクターとして数々のリゾート施設を持っている公社です。
「加美」の由来は「神の宿る場所」だとか。
東北復興を願って作られたビール。
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ビアデータ
ビール名:FUKKOU ALE
生産地:日本 宮城県
生産者:YAKURAI RESORT
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):30
モルト:はるな二条 HKI、サチホゴールデン
ホップ:
タイプ:アメリカン・ペール・エール
価格:780円(545㏄)
インポーター:
9番
ブリュワリー
店内からは併設する地ビール製造所の仕込み釜が見られ、そこで造る船形山系の天然水とドイツ伝統仕込みの製法の地ビールと、旬の食材にこだわったピッツァやパスタ、地元加美産牛を使った料理が自慢の地ビールレストラン。
右
このビールは
「復興にエールを送りたい」という想いから、岡山大学が塩害と湿害に強い大麦品種を開発し、その大麦を使用した数量限定のビール。
毎年収穫された大麦を見て、毎年違うスタイルのビールを造ります。
岡山大学では東日本大震災による津波被災農地の修復のため、塩害に強いオオムギと湿害に強いオオムギを交雑して、海水が流入した圃場でも栽培可能な新しいオオムギの開発を目指しています。
このオオムギは国産の優良品種「はるな二条」に塩害と湿害に強い特性をゲノム置換法という技術によって開発します。
宮城県では現在ビールオオムギの作付けがほとんどないため、まずは、このオオムギと同じ栽培特性を持つ「はるな二条 HKI」を栽培し、実際にビール用のオオムギが生産可能かどうか栽培試験を実施しています。
今年の生産物で本格的に麦芽を製造して醸造するのは来年になるため、今回はこれに先だって岡山大学で生産した大麦から麦芽製造し、加美町での原料を加えてビールの試験醸造をしました。
醸造を担当するやくらいビールは、新しいエールタイプのビールを製造し、復興にエールを送る意味から「復興エール」と名付けられました。
現在、岡山大学では塩害と湿害に強いオオムギを選抜中です。
耐性が確認でき次第、「はるな二条 HKI」に替えて栽培し、海水流入地域での試験も予定しています。
テイスティング
薄濁り。
柑橘系やハーブの香り。
スッキリですが苦みはしっかり。
後半モルトの香りが強くなる。
[…] 3、4、9番 3番 やくらいビール(株式会社加美町振興公社)×IBREW/ブリュットIPA 4番 やくらいビール(株式会社加美町振興公社)×アンバーロンド/ホップザベーションIPA 9番 やくらいビール(株式会社加美町振興公社)/復興エール […]