飲んだことがあると思ったら実は飲んでいなかったヴァイツェン(多分)。

ドイツっぽい粉っぽさというか独特の香りの穀物感。

 

ビアデータ

ビール名:WEIZEN
生産地:ドイツ
生産者:KROMBACHER
アルコール:5.3%
IBU(苦さ 平均15~20):10
モルト:2-Row
ホップ:Hallertau Siegel hop
タイプ:ヴァイツェン
価格:198
インポーター:コルドンヴェール

ブリュワリー

歴史が長く、英語で2万文字近くと引くくらい説明文が長かったので年表形式で。

1300年クロンバッハが書類に初めて登場した年です。
1618年アルコール飲料の販売に関する覚書を提出。
1803年クロンバッハ・ブリュワリーが初めて書類として登場しました。
1840年ジーゲルランドの産業革命で多くのビールが飲まれていました。
1861年ジーゲルランドの鉄道接続により、より遠くへビールの輸送が可能となりました。
1890年クロンバッハのピルスが初めて試験的に醸造され、5年後には大人気となりました。
1900年工業化により世界的にもモデルとなる醸造所が誕生しました。
1908年「クロンバッハ」ブランドが誕生し、ロゴが正式に決定されました。
1939年第二次世界大戦での生産の減少。
1945年戦後は敗戦国として燃料や機材も足りず、110万hLあった生産量は2万hLまで落ちました。
1950年代経済復興により、生産量が4倍以上になりました。
1959年には18万本の樽と合計2,600万本のビール瓶を製造するほどになりました。
1967年50万hLの生産量になり、クロンバッハではお祝いとなりました。「友人たち、クロンバッハを飲もう!」という広告を継続して打ち続け、今日の人気の礎になっています。
1989年新しいパッケージへの変更により、毎日50万箱が生産されました。
1990年醸造所の拡張により200万hLの生産が可能になりました。
1995年最初の木枠梱包の導入により輸出貿易でその地位をさらに固めました。
1996年インターネットへの参入。
1999年ノンアルコール・ピルスの発売。
2002年環境を尊重する為、熱帯雨林保護キャンペーンの実施。
2005年最利用が容易な新しい木枠梱包を作成。
2006年シュウェップスとオランジーナのドイツとオーストリアの商標権を取得。
2007年クロンバッハ小麦ビールの立ち上げ。
2008年ラドラー・アルコール・フリーおよびクロンバッハ・小麦アルコール・フリーの発売。
2009年DFL(ドイツのサッカー大会)とのパートナーシップ。
2012年レモン、エルダーベリー、リンゴ、ルバーブの4種類のフレーバーが用意されているノンアルコール発売。
2013年新ビジター・センターのオープン。
2014年ラガービールのクロンバッハ・ヘル発売。

このビールは

夏場の2条大麦と小麦の自然乾燥麦芽を100%使用し、最高級のハラタウ・シーゲルホップをブレンド。
自然軟水フェルスケルワッサーで醸造。
独自のクロンバッハ・ヴァイツェン専用酵母は一度だけ使用。

テイスティング

オレンジがかった濁り黄金色。
濃いフルーティーな香り。
味わいはドライ。
海外っぽい穀物の味わい。
日本のヴァイツェンとは違うバタ臭さ。

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