和紙と印鑑と花火が特産の市川三郷町の建築会社トラストホーム社代表である建築士の佐野則寛氏が趣味から始めガチ勢になったブルワリー。
これから応援していきたいブルワリー。
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ビアデータ
ビール名:Amarillo IPA
生産地:日本 山梨県西八代郡市川三郷町高田3038
生産者:Nori’s Beer
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):35
モルト:
ホップ:Amarillo、Citra、Simcoe
スタイル:ウエストコーストIPA
価格:770円
ブルワリー
Nori’s Beerは自然豊かな山梨県で地元の食材を使用した様々なスタイルのビールを作っています。
家族、友人、恋人とNori’s Beerの芳醇な香りと味を体験し、至高のひとときをお過ごしください。
2015年それはカリフォルニアで見た広大なホップ畑。
仕事仲間と車でロサンゼルスからサンフランシスコへ向かう途中にその景色は広がっていた。
「あの畑はなんだろう…」
「あれはホップだよ、知らないのか?」
とてつもなく長く広がる緑のカーテンのようだった。
「ビールが好きなやつは自分で造ってるんだぞ」
「えっ???自分で作れるの?」
それを聞いた瞬間「俺も作りたい」一瞬でそう思った。
道中ビール作りの話で盛り上がっていると友人が
「NORI、これからビール作るなら先にブリュワリーの名前をつけよう!
Nori’s Beerはどうだ?これが現実になったら面白いだろう」
と言い出し車内は笑いに包まれた。
それから友人に教えてもらったお店に通い、一通り器具を揃えガレージでビール造りを始めた。
お店のおじさんのレシピで造り始めたが、なかなかうまく出来ず毎週おじさんのところへ通った。
作っては捨て、作っては捨て…
そうして半年が過ぎた頃、ようやく飲める程度の味にはなってきた。
ビール好きの魂に火がついてしまった、それから全てが始まっていった。
帰国後は研修・講習会などに参加し醸造スキルを高めていった。
2022年醸造所建設に向け本格始動、2023年6月醸造免許取得しNori’s Beerがスタートした。
車内で話していた笑い話が現実になった時だった。
このビールは
AmarilloをメインにCitra・Simcoe三種類のホップをブレンドした West Coast IPA。
心地よいホップの苦みとバランスがとれた麦芽の甘みが特徴です。
テイスティング
濁り濃い黄金色。
苦味を想起させるホップの香り。
苦味はかなりしっかり、少しスモーキーな余韻が残る
日本のIPAでここまで苦味を出せているのは好感度高い。