初めて飲んだ作り手。

このワインはマグナムボトルしか無いようです。

 

ワインデータ

ワイン名:Bianco
生産地:Italy > Emilia Romagna
生産者:Il Vei (イル・ヴェイ)
品種:Malvasia (マルヴァジーア), Ortrugo (オルトゥルーゴ), Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
スタイル:Sparkling Wine(White)

ワイナリー

イル・ヴェイはピアチェンツァ郊外のピオッツァーノという小さな村にあるブラギエーリ家のサヴィーノとアンナ、そして息子のリッカルドが経営するワイナリーです。
手つかずの豊かな自然に囲まれた美しい丘の上にあり、この辺りでは化学肥料や農薬は一切使われていない。
サヴィーノとアンナは1haの土地でブドウ栽培を始め、現在は8haまで増やしている。
彼らは、発酵中に瓶詰めし、瓶内で二次発酵させるという、地元の伝統的な方法でワインを造っている。
こうして瓶の中で二酸化炭素を発生させ、ワインの酸化を防ぐ。
そのため、瓶詰め時に亜硫酸を使用することはない。

ワインができるまでの間、常連客が直接やってきて、ダミジャーナ(48L前後の入れ物)で大量にワインを買う。
彼らはまた、飲んだり食べたり、お互いのその時の生活を披露して楽しむ。
ブラギエーリ家は、こうしてワインの生産量のほとんどを量り売りし、地元のレストランやワインショップに売るために注文を受けてからワインを瓶詰めする。
こうした地産地消のワインは、イタリアでもめったに飲めない。
商品ごとにワインのキャップの色が違う。サヴィーノ、アンナ、リッカルドの3人が話し合って決めた。
てんとう虫がワインのラベルに描かれ、彼らのトレードマークとなった。
ラベル用の写真を撮ったとき、たまたまブドウの木にてんとう虫が止まっていたのだ。
彼らの人柄も素朴で自然で温かい。
誠実さ、謙虚さ、清廉さなど、農家に求められる美徳をすべて備えている。
彼らのワインは、私たちを温かい気持ちにさせてくれる「テロワールワイン」なのだ。

このワインは

ブドウ:ソーヴィニヨン・ブラン50%、オルトルーゴ30%、マルヴァジア20%

テイスティング

濃い黄金色。
アプリコット、はちみつ、カリンの甘いフルーツの香りが広がります。
ほのかに自然派感のある酵母やオークのニュアンスが感じられます。
口に含むと、アプリコットのフルーティーな甘さがまず感じられます。
これに加えて、ミネラル感のある酸味が心地よく口の中に広がります。
ワインは滑らかで、舌を優しく刺激する微発泡の感覚が特徴です。

飲んだ日:2024-03-05
飲んだ場所:キッチンまろやかワルツ
価格:3,400円(1,500mL)
インポーター:ヴィナイオータ

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