持ち込みワイン会に外人忍者が持ってきてくれたのがヴォギュエ

お金持ちな友人に乾杯しながら、感動しつつ飲ませていただきました。
一緒に飲んだ若いお姉さんはこのワインを全く知りませんでしたが、そういう価格の色眼鏡で見ていない方の忌憚のないテイスティングコメントは非常に勉強になると感じたワイン会でした。

ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ/ボンヌ・マール グラン・クリュ1989

 

ワインデータ

ワイン名:Bonnes Mares Grand Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Chambolle Musigny
生産者:Dom. Comte Georges de Vogüé (ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red wine

ワイナリー

超有名ドメーヌですが、由緒正しいドメーヌにありがちでHPがありませんでした。

ドメーヌの歴史はジャン・モワソンが元の建物を建設した1450年までさかのぼります。
1766年にキャサリン・ブーイエがセリス・メルシロー・ド・ヴォギュエと結婚するまで、時折女性が所有しながら、このドメーヌは同じ一族が所有しています。
フランス革命の間に一族はイギリスへ亡命しましたが、ドメーヌの所有を維持することができました。
現代の歴史と現在のラベルは1925年に引き継いだコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエから始まります。

ドメーヌの最初の全盛期は1940年代、1950年代と1960年代に来ました。
敷地全体の80%を占める、伝説的なミュジニーのブドウ畑の7.25ヘクタールを所有しています。
さらに、2.75ヘクタールのボンヌ・マールと1.8ヘクタールのプルミエ・クリュ シャンボール・ミュジニーがあります。

ワイン醸造家のフランソワ・ミエと栽培責任者にエリック・ブルギニョン、ワイナリー管理者ジャン・リュック・ペパンの後援のもと、このドメーヌは問題なく稼働しており、最高のブルゴーニュのドメーヌとしてランク付けされています。
ヴォギュエでのテイスティングは、どんな訪問購入者にとってもハイライトとなっています。
テイスティングはフランソワがいない限り、誰も味わうことができません。
フランソワの模範的な言葉、形而上学的および擬人化的な比喩の混合物の中でそれぞれのヴィンテージの本質が熟成されます。

ミュジニーのブドウの平均年齢は40歳で、全て古木と分類され、最高の崇高さを持ったブルゴーニュ・ルージュです。
素晴らしい香り、豊かで熟した果物、完全にバランスがとれ、絶妙に調和のとれた最高のワインは最大50年間熟成されます。

ブドウ畑はエリック・ブルギニョンと彼のチームによって多かれ少なかれ有機的に運営されていますが、有機的証明を受けてはいません。
ギュイヨ式とコルドン式の組み合わせで、どちらの場合も低収率で剪定されています。
セラーではフランソワ・ミエがその年に合わせてテクニックを発揮させます。
グリセロールはこの段階の間に高められるので彼は発酵前の低温浸漬が好きです。
その後、発酵中の温度は32〜33度を超えません。
新樽は通常ACシャンボールで15%、特級はヴィンテージにもよりますが35%程。

ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ/ボンヌ・マール グラン・クリュ1989

昔過ぎて写真を全然撮っておりませんでした…

テイスティング

ダシの香りと味わい。
コクもしっかりとありますが、余韻はやや短い。
ある程度ピークを超えつつあるのでしょうか。

和食と一緒に飲んだのですが、和食にも合うダシっぷりでした。
高級ワインとの和食のコラボも侮れない。

友人はワイン全然知らないから適当なワインでいいよと言ったのに
「ワイン忍者の大事な友人なので…」
とポンと5万円以上のワインを持ってきてくれる外人忍者にヴォギュエ以上に惚れた。

飲んだ日 2011-04-23
飲んだ場所:ふる川
買った場所:海外オークション
価格:50,000円
インポーター:外人忍者

2 thoughts on “飲んだワイン ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ/ボンヌ・マール グラン・クリュ1989 10点”
  1. […] お金持ちな友人に乾杯しながら、感動しつつ飲ませていただきました。 以前飲んだ時と違い、今回はワインに詳しいニュージー忍者とのワイン会でしたのでかなり熱い談議が繰り広げられました。 ワイン・ギーグ(オタク)飲み会は最高です。 […]

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