久しぶりに飲んだオーストラリアの高級ワイン。

一緒に飲んだ友人忍者曰く「ギュッと隙間が無いワインで、もう少し隙のあるアホの子が良い」との事。
スキのないスーツを着たキャリアウーマン的な印象だとか。

ワインデータ

ワイン名:Corryton Park Cabernet Sauvignon
生産地:Australia > South Australia > Barossa Valley
生産者:Grant Burge (グラント・バージ)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

グラント・バージ・ワインズは、バロッサのブドウ栽培者およびワインメーカーの5代目によって設立されました。
グラント氏は、そのキャリアを通じて、オーストラリアのワイン業界で最も尊敬され、革新的な力を持つ人物のひとりです。

1855年3月、有名な仕立て屋のジョン・バージが、妻のエリザと2人の息子を連れて、イギリスのウィルトシャー州ピューシー近郊のヒルコットからバロッサに移住してきたのが始まりです。
ジョンはヒルサイド・ヴィンヤードでワインメーカーとして働き、彼のブドウ栽培への情熱は息子のメシャフに受け継がれました。
メシャフは1865年に最初のワインを造って伝統を守り続け、同時に著名なコミュニティリーダーになり、1883年にエマと結婚し、8人の子供をもうけました。
長男のパーシバルは、1928年にリンドック近郊にウィルスフォード・ワイナリーを設立。
パーシバルにはノエルとコリンという2人の息子がおり、コリンと妻のナンシーにはグラントという1人の息子がいて、父や先代の足跡を辿り、ワイン造りの伝統を21世紀に引き継ぎました。

ワイナリーは、2015年にアコレード・ワインズのブランド・ファミリーの傘下に入りました。
以来、このワイナリーは国内外で繁栄し、そのワインはワインライターや愛好家から高い評価を受けています。
また、美しいバロッサワインを生産するという揺るぎない姿勢は、チーフワインメーカーのクレイグ・スタンズボローとブドウ栽培者のロドニー・バーチモアの指揮のもと、さらに強固なものとなっています。

このワインは

バロッサの南端、マウント・クロフォードの近くに、150年以上も前に設立された壮大な敷地があり、その入り口には2本の大きな柱が立っています。
バロッサ地方で最も標高が高く、冷涼な場所のひとつで、フィネス、深み、複雑性を備えたワールドクラスのカベルネを造るための完璧な条件が揃っています。
コリトン・パーク・カベルネ・ソーヴィニヨンは、コリトン・パークのブドウ畑と、バロッサ・ヴァレーのフロアから特別に選ばれた補完的な区画の両方から収穫された素晴らしい果実を組み合わせたものです。

ワイン醸造

コリトン・パークのブドウは、主にサザン・イーデン・ヴァレーの高地にあるコリトン・パークのブドウ畑から採取されます。
「これは、バロッサ品種のカベルネ・ソーヴィニヨンの最高の状態であり、このブドウ畑の非常に冷涼な場所を示しています」と、チーフワインメーカーのクレイグ・スタンズボローは述べています。

2019年は、近年では最も乾燥したヴィンテージのひとつです。
冬の降雨量は平均以下で、その後、春と夏は乾燥していました。
このような状況下では、小さな果実ができ、リッチで凝縮したワインになりました。

ステンレススチール製のスタティック・ファーメンターで22~26℃の温度で発酵させました。
発酵後、フレンチオークの新樽を25%、1~3年目のホグヘッドを75%使用し、18ヶ月間熟成させました。

テイスティング

紫がかった濃いルビー色。
チョコ、ベリーの重厚な香り。
タンニンはしっかりと溶け込んでおり、とげとげしさは無い。
アメリカやフランスとも違うスキのない凝縮したカベルネ・ソーヴィニョン。

飲んだ日:2021-10-08
飲んだ場所:Switch
買った日:2015
買った場所:エノテカ
価格:9,000円
インポーター:エノテカ

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