何を思ったのか、珍しく南アフリカのワインを購入してしまったので近くのお店に持ち込んでみました。

程々のお値段になってくるとニューワールドも年々レベルが上がってきているなあと感じさせます。

 

ワインデータ

ワイン名:Ridge Pinot Noir
生産地:South Africa > Western Cape > Cape South Coast
生産者:Storm Wines (Walker Bay) (ストーム・ワインズ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

アフリカーンス語で「天と地」を意味するヘメル・エン・アーデ・ヴァレーで、ピノ・ノワールとシャルドネの栽培に12年を費やした後、ハネス・ストームは、特に優れたテロワールを持つ2つの小さな区画を発見しました。
1つはヘメル・エン・アーデ・ヴァレー、もう1つはアッパー・ヘメル・エン・アーデ・ヴァレーにあるこの2つの畑は、2008年にピノ・ノワールが植えられました。
ストームの処女ヴィンテージは2012年に日の目を見て、18ヶ月の瓶内熟成を経て、2014年8月にリリースされました。

ストームは、ヴェレデ・ピノ・ノワールとヴェレデ・シャルドネを、ヘメル・エン・アーデ・ヴァレーの岩石と粘土に富んだ頁岩土壌から、イグニス・ピノ・ノワールをアッパー・ヘメル・エン・アーデ・ヴァレーの花崗岩分解土壌から、リッジ・ピノ・ノワールを同じくヘメル・エン・アーデ・リッジの岩石と粘土に富んだ頁岩土壌から、それぞれ手作業で造っています。
ストーム・ワインズは、ヘメル・エン・アーデの3つのアペラシオンからそれぞれピノ・ノワールを生産している唯一の生産者です。

ストーム・ワインズは、各葡萄畑の最も純粋な特徴をボトルやコルクに向けて導くよう努めています。
少量生産、入念なブドウ栽培、セラーでの最小限の介入、そして旧世界を常に意識することで、ワインに独特の個性と特徴を与えています。

ヘメル・アン・アーデ地区
ケープタウンから120kmのところにある、趣のある漁村と人気のホリデータウンであるハーマナスの背後に位置しています。
ウォーカーベイには、毎年7月から11月にかけてミナミセミクジラが訪れ、繁殖します。
この風光明媚な町は、クジラや休暇の目的以外に、有名なヘメル・エン・アーデのワイン生産地でもあります。

2009年、ヘメル・エン・アーデは、ヘメル・エン・アーデ・ヴァレー、アッパー・ヘメル・エン・アーデ・ヴァレー、ヘメル・エン・アーデ・リッジの3つの区に分割され、合計450haのブドウ畑が広がっています。
ハーマナスとカレドンを結ぶR320道路沿いに位置するヘメル・エン・アーデは、海洋性気候に属しています。
冷たい大西洋の影響を受けて、例外的に冷涼気候のワイン生産地とされています。
また、南極から流れてくるベンゲラ海流の影響も受けています。
また、ケープ州の他のワイン産地よりも平均降水量が多いため、干ばつの年には大きな違いが出ます。

ヘメル・エン・アーデ・ヴァレーとヘメル・エン・アーデ・リッジの両アペラシオンは、粘土質に富むボッケヴェルト頁岩由来の土壌に確立されているが、ヘメル・エン・アーデ・リッジのブドウ畑は標高が高く、より変化に富んだ様相を呈しています。
アッパー・ヘメル・エン・アーデ・ヴァレーのブドウ畑は、下層土にかなりの粘土が含まれていますが、ほとんどは構造の軽い分解された花崗岩の土壌に位置しています。

このワインは

ヘメル・エン・アーデ・リッジの冷涼な東側斜面で、栄養が少なく、石が多く、粘土質に富んだボッケヴェルト頁岩土壌で生まれました。
生産量は 340ケース

テイスティング

紫がかった明るいルビー色。
いかにもなフレッシュ・ニューワールドのピノ・ノワールの香り。
赤い果実の香り。
酸とタンニンは少なめ。
南アフリカでも結構美味しいピノ・ノワールがあるんだなと感じさせた1本。

飲んだ日:2021-07-11
飲んだ場所:SWITCH
買った日:2021
買った場所:信濃屋本店
価格:5,000円
インポーター:ラフィネ

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