友人が海外のワインオークション「スペクトラム」で競り落としてきてくれたジャドのクロ・サン・ジャック。

熟成高級ピノのダシの味わいもありながらも力強さがあるという物凄いワインでした。
さすが1級なのに特級と同じ値段で取引されているだけはあります。
ずっと飲んでみたかった憧れのワインの一つでした。

 

ワインデータ

ワイン名:Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint Jacques
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin
生産者:Maison Louis Jadot (メゾン・ルイ・ジャド)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

コブランドが輸入元なのでアメリカに入ったこのワインを競り落としたわけですね。

ワイナリー

30年、それが1859年にルイ・ヘンリー・デニス・ジャドが彼らの家を見つけ、家族経営のドメーヌの基礎を築くのにかかった時です。
彼はブルゴーニュのワインの名声に貢献することになるでしょう。
それは北ヨーロッパ市場でのワインの販売に重点を置いたネゴシアン事業を展開することでした。
彼の子孫は家族経営の当主となり彼の足跡をたどった。

メゾン・ルイ・ジャドのワインのラベルは、すぐにわかるバッカスの頭のイメージ、多くの点でその家のサイン、そしてそのボトルの中にあるもののアイデンティティの象徴となったイメージによって特徴付けられています。

1900年ルイ・ジャン=パプテスト・ジャドのお陰で多数の畑、コルトン・プージェ、コルトン・シャルルマーニュ、シュヴァリエ・モンラッシェ レ・ドモワゼルなどの区画を購入しました。

1945年ルディ・コプフ…すぐにメゾン・ルイ・ジャドの未来の一部となる名前。
当時の家族経営の責任者であったルイ・オーガスタ・ジャドがイギリスとアメリカへのワインの輸出を発展させるという決断を下したのは、コブランド社の創設者との会談の後でした。

1954年20世紀半はアンドレ・ガジェがルイ・オーガスタ・ジャドの代理として家族に加わる事を選んだ瞬間です。
数年後、彼は会社の社長の座をルイから引き継ぎました。
その後、彼の息子ピエール=ヘンリー・ガジェが会社に加わります。

1985年ルイ・ジャド、そのルーツに忠実な未来志向の家の持続可能性を確保する時が来ました。
それゆえ、1985年にジャド夫人は、アメリカのハウス・ワインの輸入者であるルディ・コプフの家族に会社を売却することを決心しました。

1992年以来ピエール=ヘンリー・ガジェは、ハウスの日常生活に貢献する80人のチームで囲まれたメゾン・ルイ・ジャドを運営してきました。
2014年に彼の息子チボーは副社長としてメゾンに入社しました。
彼らは一緒に高品質のワインを探しているすべての人にアクセス可能なブルゴーニュの概念を続けています。

このワインは

ブドウ畑 “クロ・サン・ジャック”は、南東部に見事に露出している、コンブ・ド・ラヴォーの断層の始まりに位置しています。
最初の公式の分類が決定されたとき、それはグラン・クリュ・に値するかもしれないほどであった。
土は粘土と泥灰土の良い割合で石灰岩です。

収穫と熟成収穫は果実の完全性を保つために少量を手動で行います。
その後、ブドウは手で慎重に分類されてからプレスされます。
ブドウの浸軟は、3週間から4週間の間、木材またはステンレス鋼製のオープン・バットで行われます。
バットは発酵中に1日2回ピックアップされます。 熟成は彼らの協同組合の樽の中で約18ヶ月続き、そのうち3分の1は新樽です。

テイスティング

憧れのクロサンジャック。
フランボワーズ、ブルーベリーの香りと紅茶の香り。
果実味しっかり目で出汁感があり程よいタンニンと酸でパワフル。
複雑な味わいがギュッと凝縮していて厚みがあり味わい深い。

飲んだ日:2019-06-18
飲んだ場所:ニューオータニ東京
買った場所:スペクトラム
価格:20,000円
インポーター:コブランド

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