フランスのシュド・ウエストのワインなのでオーセロワ呼びかと思ったらマルベック呼びなのですね。

お手軽で濃厚。
現地価格の6ユーロだったら頻繁に飲みたい。

 

ワインデータ

ワイン名:Demon Noir Malbec
生産地:France > Sud Ouest
生産者:Vinovalie (Cave de Fronton) (ヴィノヴァリー)
品種:Malbec (マルベック)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

2006年に4つの協同組合(Rabastens、Técou、Fronton、Côtes d’Olt)が合併して誕生したVinovalieとその315人のワイン生産者は、3つのブドウ畑と南西部を象徴するブドウ品種を推進しています。

グループは、集団的なパフォーマンスを重視し、チームの多様性、ブドウ畑(カオール、フロントン、ガイヤック)の豊かさと補完性、15のドメーヌ&シャトーに依存して、あらゆる機会やあらゆる味覚を満足させることを目指しています。
それは、すべての人が自分の感覚や味覚に親しみ、自分を表現し、発見し、発展させることができるからです。

このラグビーの様な重要な価値観は、ヴィノヴァリーでの生活のルールです。
協力とは、知識の追加であり、共有された知性です。
個人主義が悪化している今、ヴィノヴァリーは集団的なパフォーマンスで勝負しています。
ヴィノヴァリーとは、共有の倫理、ワイン生産者のノウハウ、テロワールや「国」の信頼性、持続可能な開発の精神を認めることです。
ラグビーの様にグラスを片手に笑顔で祝われる。
ヴィノヴァリーは村の精神であり、集団の中にいることの喜びです。
南西部に暮らす全ての芸術が、オヴァリエの色と味とともにあるのです。

ラグビーと同じように、成功はパスの質、全員の対話と交流にある。
ヴィノヴァリーはこの考えから生まれ、フランス南西部の4つの主要なワイン協同組合セラーを結びつけました。
4つの協同組合ワイナリー、4つのアイデンティティ、3つのブドウ畑、7つのコミットメント。
ヴィノヴァリーは多面性を持つ人間協同組合です。

1947年、フィロキセラによって壊滅的な打撃を受けたブドウ畑を発展させるために、一握りの男たちが努力と決意を結集し、コート・ドゥルト協同組合が誕生しました。
1951年にはVDQS(Vin de Qualité Supérieure)、1971年にはAOP(Appellation d’Origine Protégée)の認定を受け、アペラシオン全体がその恩恵を受けるようになりました。
現在、カオールは間違いなくマルベックの発祥の地です。
カーヴ・ド・フロントンは、トゥールーズとモントーバンの間にあるフロントンのブドウ畑の中心に位置しています。
タルン川とガロンヌ川の間にあるテラスとブールベーヌを中心とした900haのブドウ畑を120人のワイン生産者が共有しています。
赤ワインとロゼワインを生産するこのワイナリーは、南西部におけるロゼワインの主要生産者となっています。
現在、フロントンは、独自のブドウ品種であるネグレットのおかげで、ロゼワインを昇華させるブドウ畑として知られています。

このワインは

デモン・ノワールは、カドゥルシャン市の小悪魔伝説に対するエノロジストの茶目っ気から生まれました。
区画の象徴的なブドウ品種であるマルベックとメルローを使用。

カドゥルシアの街には、その名にふさわしい橋が必要でした。
作業の遅さに絶望した棟梁は、自分の魂と引き換えに小さな悪魔と契約することを決めたと言われている。
作業の終わりが近づくにつれ、棟梁は小悪魔を欺こうとしたが、欺いたために呪いをかけられてしまった。
その結果、ヴァントレ橋の中央塔上部は崩れ落ち、彼は仕事を終えることができなかった。
半世紀後、この物語を記念して、小悪魔の肖像が描かれた石がそこに建てられました。
今日は、カドゥルチャ地方の新しい小悪魔、マルベックとメルローのワインで、エノロジストが最新のイタズラを披露してくれます。

赤のコンテ・トロサンPGIワインで、ロットのスクリーンの斜面や段々畑から豊かな味わいを引き出しているワインです。

テイスティング

濃いルビー色。
苺、赤い花の香り。
スパイス感あり。
思ったよりも濃厚。

飲んだ日:2023-03-17
飲んだ場所:switch
価格:1,800円(EU圏で6ユーロ前後)
インポーター:アズマ

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