ピノ・ノワールというよりもヤマブドウ系のタンニンの強さでした。
エレガントな感じを想像するとカウンターパンチを貰います。
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ワインデータ
ワイン名:Pinot Noir
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:Dom. Mie Ikeno (ドメーヌ・ミエ・イケノ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
八ヶ岳の麓、標高750mの「猫の足跡畑」
名前の由来は2006年の秋、開墾前、初めて訪れたときにたくさんの猫の足跡があったことから名付けました。
フランス語で「猫の足跡」はLes pas du chat(レ・バ・デュ・シャ)、そのまま会社名にしました。
山梨県小淵沢町の南、八ヶ岳の裾野の丘陵地にあります。南西に南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳 、南に富士山、北に八ヶ岳を望む壮大な景色を畑から眺める事ができます。
雨上がりには下方から立ち上る雲が畑を包み、まるで【天空のブドウ畑】にいるような美しさです。
八ヶ岳山麓の小高い丘陵地にワイン用葡萄の栽培を開始したのが2007年春。
「自社畑100%のブドウで高品質なワインを造りたい」という思いで第一歩を歩み始めました。
それから4年、ようやくブドウの樹が小さな房をつけ始めたのを機に醸造所を建設し、ぶどう造りから醸造まで自らの畑と醸造施設で一貫しておこなうドメーヌ ミエ・イケノを誕生させました。
2011年秋に完成した地上1階、地下2階建てのコンクリート製の醸造所です。
女性醸造家を意識して床の色を明るい赤に、天井はウッディな木目、女性デザイナーが手がけた愛らしい照明に仕上がっています。
デザインを担当した建築家は今村幹氏。
「コンセプトは、必然。この土地を訪れて触れたブドウ畑から望む山々や空の色など、神々しさをも感じる自然への畏敬の念をベースにしています。
この場所においてワイナリーが環境に溶け込み、まるで昔からあったかのような佇まいになるような建築を目指しました」と語っています。
最上階の1階では収穫で運び込まれたブドウを除梗・破砕、圧搾し、地下1階の発酵タンクへ自然落下させます。
発酵終了後は、地下2階のワイン樽へ(白ワインは直接樽で発酵)高低差を利用して樽詰め、さらに瓶詰めまで重力を利用して原料のブドウを最大限に引き出せるよう随所に工夫が施されています。
このワインは
八ヶ岳の南麓の自社農園【猫の足跡畑 ピノ・ノワール】100%で造ったワインです。
南斜面に広がる猫の足跡畑のなかでも高台の南斜面に位置するピノ・ノワールの区画。遮るものがなく朝日が昇ってから日没までたっぷり太陽が降り注ぐ好条件で育まれるビノ・ノワールは繊細でエレガントなワインになります。
時間とともに変わりゆく複雑な味わいをご堪能ください。
テイスティング
薄いルビー色。
最初自然派の香りがして、嫌な感じでしたが、思ったよりすぐに消える。
タンニンとアタックしっかり。
ピノ・ノワールのエレガントさは表現されておらず、荒々しい。
飲んだ日:2022-12
飲んだ場所:NAGAO
価格:6,600円
インポーター: