自然派ワイナリーの遊び心溢れる赤泡。

ボトルに描かれているナンバーは1から各瓶ごとにナンバリングされているそうです。

 

ワインデータ

ワイン名:The Number of Red Bubbles
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:Cantina Hiro (カンティーナ・ヒロ)
品種:Muscat Bailey A (マスカット・ベーリーA), Delaware (デラウェア), Yamabudo (山葡萄)
スタイル:Sparkling Wine(Red)

ワイナリー

5SSorting(整理)、 Setting-in-Order(整頓)、 Shining(清掃)、Standardizing(清潔)、 Sustaining the Discipline(しつけ)が当り前にできるワイナリーを目指しております。

Cantinaとは、イタリア語で自社畑のぶどうでワイン造りをする小さなワイナリーという意味。
標高750m、日本屈指のぶどうの産地・山梨市牧丘町の丘の上に位置するワイナリーの正面には、幾重にも連なる綾線と、ひと際高い富士山、眼科の斜面には、この地区の歴史と共に受け継がれてきたぶどう園が広がります。
空と大地が織りなす彩り豊かな表情、丘を抜ける風、土の匂い。
私たちは、移ろいゆく自然に感性を研ぎ澄ませながら初心を忘れず、決してぶれることなく、カンティーナ ヒロのこだわりと、汗と涙の結晶をワイン一滴にまで注ぎこみ「特別の日に飲んでいただきたい」そんなワイン造りに取り組んでいます。

そんな想いで、イタリア品種、山ぶどうの交配種と先輩方から受け継いだ日本屈指の巨峰を主力にぶどう栽培からワイン醸造まで取り組んでいます。
ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出し、清潔感あふれるワイナリーで手間暇かけてゆっくり熟成させ、1本1本丁寧に仕上げております。
この地の自然のおおらかさ、豊かさ、テロワール、ロケーションを実感できるような、ぶどう、ワイン造りを目指しております。
また、ワイナリーテラスからのロケーションは、日本とは思えないほどの景観で、心に刻まれることでしょう。

このワインは

オーストラリア アデレードヒルズにてワインをカジュアルに親しみやすく、そしてワインメーカー達の遊び心で造っていた赤のスパークリング。
⁡カンティーナヒロでも産地の特徴品種を使用し、ビールやぶどうの炭酸ジュースを飲む感覚でワインを身近に感じてもらいたいと想い限定生産で醸造!!
⁡日本一のワイン産地『山梨』の文化が途絶えぬよう願いを込めて。
⁡今回、この想いに共感して販売をしていただけたのがアマノパークスさま。
造り手と売り手の想いが重なった。
⁡あとは飲み手である皆さまに伝わればこれ程嬉しい事はない。
ぜひ、パークスさまのお酒売場で見かけた際にはお手に取ってみて下さい。
⁡⁡
マスカットベーリーA、山ぶどう、デラウェアの原酒を73:17:10の割合でブレンド。
その後、ガス圧が6気圧/20℃になるよう調整を行い、瓶内二次発酵を行った。発酵後はフランス アルザス クレマンの熟成期間と同等の瓶内
にて約10ケ月間の熟成を施している。
熟成期間の後、約60日間掛けて手作業にて瓶内のオリを瓶口に集めるルミアージュ(動瓶)を行い―26℃の溶液でオリを凍らせるデゴルジュマン(オリ抜き)を行った。
ドサージュは糖分を使用しないノンドサージュ、ブリュットゼロの規格で辛口に仕上げている。

濃いルビーレッド色の外観から爽快な泡が立ち昇り、Grapy(ぶどう)、黒ぶどうが完熟した甘い香り、ブラックベリー系の香りがいっぱいに広がる。また、山ぶどう由来のWild(野性味)な香りも微かにアクセントとなっている。
口に含むと、酸と炭酸ガスが調和し、スパークリングワイン特有のキレが食欲を刺激する。泡は口中で細かく優しく感じる。スッキリ辛口なワインでシーンを問わずカジュアルに今まさに飲み頃なワインとなっている。
⁡ビールの代わりに今夜は赤の泡を!!

テイスティング

美しい濃いチェリー色。
微発泡の要素が加わり、泡がきらきらと輝く様子がさらに魅力を引き立てています。
香りは非常に独特で、少し自然派のワイン特有のニュアンスが感じられます。
ベリー系の香りが主に立ち上がり、特にベーリーAのフルーティーな香りが印象的です。
その後にワイルドなアーシーさを持ったベリーの香りが立ち上ります。
これらの香りはとても魅力的で、ワイン全体にフレッシュで自然な雰囲気を与えています。
味わいは非常にバランスが取れており、しっかりとしたタンニンが感じられます。
ベリー系のフルーティーな味わいが口の中に広がり、その後に続くしっかりとしたタンニンがワインに深みと複雑さを与えています。
微発泡の要素が味わいにも軽やかさを加え、全体として非常に飲みやすく仕上がっています。
このワインは、特に軽食や前菜とよく合います。
微発泡の特徴が料理とのペアリングを一層引き立て、ベリー系のフルーティーな味わいがさまざまな料理と調和します。
また、しっかりとしたタンニンがソーセージなどの肉料理やチーズとも相性抜群で、食事全体を豊かにしてくれます。
全体として、このワインは自然派の個性とフルーティーな魅力を併せ持った一品です。

飲んだ日:2024-06-05
飲んだ場所:ピザバーナポリ
価格:-円

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