フォジェールは2つのアペラシオン(フランスにおける法律に基づいた原産地の呼称)内にあり、サンテミリオンにあるのがシャトー・フォジェール。
シャトー・ペビ・フォジェールという兄弟分のシャトーもあり、初心者の私は大混乱。
香水のボトルなどで有名なラリック・クリスタルが手掛けたボトル。
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ワインデータ
ワイン名:Ch. Faugéres
生産地:France > Bordeaux
生産者:Ch. Faugéres (シャトー・フォジェール)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
フォジェールの所有地は、サン・テミリオンのシャトー・フォジェールとコート・ド・カスティヨンの2つのアペラシオンの中にあり、後者はシャトー・カプ・ド・フォジェールと名付けられている。
カプ・ド・フォジェールは、進取の気性に富むスイス人実業家であり、ワインエステート・コレクターのシルヴィオ・デンツの所有で、ステファン・グラーフ・フォン・ナイペルグとミシェル・ローランを中心とする醸造家チームがいる。
“テロワールと果実のペアリング “がキャップ・ド・フォジェールのスローガンであり、そのため樽の使用は他と比べてやや少ない。
畑の土壌は粘土と石灰岩で、メルロ85%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%が植えられている。
このワインは
2012年グラン・クリュに認定。
低収量:区画あたり35ヘクトリットル、厳格な選果。
ブレンド:メルロー85%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%
42ha、自然の円形劇場型の地形にあり、ドメーヌを囲む斜面の利点を生かし、南、西、特に東の日当たりが良い(これがワインに並外れたフレッシュさを与えている)。
斜面のため水はけがよく、石灰岩土壌は暑くて乾燥した夏に対応できるよう、十分な水分を吸収・保持することができる。
高い環境価値であるレベル3の認証。
また、水はけが良いため、土壌に過剰な水が溜まることがなく、収量が抑えられ、果実が水に浸かることなく程よい熟度に達することができる。
醸造:14ヶ月熟成、50%はフレンチオークの新樽、50%は一度使用したフレンチオーク樽を使用。
マリオ・ボッタが設計したワイナリーは、ワインが完全に重力によって移動するハイテク設備のおかげで、素晴らしいテロワールの特徴を引き出すのに役立っている。
テイスティング
濃い赤紫色。
ブラックベリー、チェリー、スモーキーさがある。
酸味とタンニンやや強め。
更に熟成したら美味しくなりそうなポテンシャルがある。
飲んだ日:2023-11-18
飲んだ場所:ピーロート ル・グランテイスティング2023
価格:8,470円
インポーター:ピーロート