久し振りに飲んだこのワイン。

セカンドという事もあり、早期に飲めるようなブドウの構成になっている模様。

 

ワインデータ

ワイン名:Clos Apalta Le Petit Clos
生産地:Chile > Central Valley > Rapel Valley > Colchagua Valley
生産者:Lapostolle (ラポストール)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Carmenére (カルメネール), Merlot (メルロ), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ラポストールは、1994年にアレクサンドラ・マルニエ・ラポストールと夫のシリル・ド・ブルネによって設立された。
1827年以来、ブルネ・ラポストール家は蒸留酒と高級ワインの生産に専念してきた。
現在は7代目のシャルル・ド・ブルネがドメーヌを率いている。

チリを訪れたアレクサンドラとシリルは、アパルタ・ヴァレーに惚れ込んだだけでなく、その類まれな地理的特性から、この国が高品質なワインを生み出す大きな可能性を秘めていることを察知した。

献身的なビジョンのもと、ラポストルはチリワイン業界のパイオニアとなった。
今日、そのプレミアムワインは、持続可能性に重点を置きながら、この地域を高め続けている。

ラポストルは、その品質とチリのテロワールを表現する並外れた能力で、世界中で認められている。
ワイナリーはアパルタ・ヴァレーにモザイク状のテロワールを持つ3つの畑を所有している。

クロ・アパルタは、サンティアゴの南西170キロに位置するサンタ・クルス近郊のアパルタ・ヴァレーにある。
チリでは珍しい南北に開けた場所にある。
南側にはティンギリリカ川が流れ、コルディリエラ・デ・ラ・コスタの丘陵が馬蹄形のように畑を囲んでいる。
どちらもこのユニークなテロワールの形成に不可欠な要素である。
主に白亜紀(145~66MMAA)の花崗岩と花崗閃緑岩に由来する非常に古い土壌。丘陵地では、土壌は角があり、よく分解された石で、中程度から細かいテクスチャーを持ち、下層土は粘土質である。
半平坦地では、麓や河川から運ばれた沖積土や古い沖積層が見られる。

ラポストールのワイナリーは、サンタ・クルス近郊のクナコという町にある。
1994年にラポストールが設立された当初のワイナリーで、現在私たちのワインはすべてここで生産されています。

伝統的なチリのハシエンダ・スタイルで、ステンレス・タンクとフレンチ・オーク・タンクで3.300,000Lの生産能力を持ち、フレンチ・オーク樽は3.500個以上ある。

このワインは

ル・プティ・クロは、ドメーヌ・ブルネ・ラポストールのワイン造りの哲学の中心であるブレンドの熟練を生かし、クロ・アパルタのテロワールを異なる解釈で表現している。

畑:アパルタ
ブレンド:カルメネール53%、カベルネ・ソーヴィニヨン32%、メルロ12%、プティ・ヴェルド3
収穫:3月13日~5月11日
生育状況:2018年ヴィンテージは豊産で、健康的、優れた風味、比較的中程度のアルコール度数、よりフレッシュさをもたらした。

シーズンは寒くて雨の多い2017年の冬から始まり、土壌への十分な水分の蓄積と適切な寒冷時間の合計を可能にした。
2017年の春は顕著な霜は記録されず、良好な気温と光度条件が続き、素晴らしい撮影と開花を可能にした。
2017年12月から2018年2月中旬まで、最高気温は中央ゾーンの全域で、特にアパルタでは中温であったため、着果と成熟が長引いた。
2018年2月の第2週目以降は気温が上昇し、35℃を超え、早生品種の成熟プロセスを加速させた。
3月はフレッシュであったため、酸味を大きく損なうことなく糖分をゆっくりと蓄積させることができた。
秋は雨が降らなかったため、後期品種は最適な熟度で収穫できた。

この年は、チリにおける21世紀最大のコールドヴィンテージのひとつとして記憶されるだろう。

テイスティング

赤紫色。
ベリー、樽、干しブドウの香り。
タンニンしっかり。
若々しい。

飲んだ日:2023-11-18
飲んだ場所:ピーロート ル・グランテイスティング2023
価格:9,130円
インポーター:ピーロート

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