みんな大好きホップコタンとファーイーストのコラボビール。

かなり酸っぱい味わいでした。

 

ビアデータ

ビール名:OTOME Sour
生産地:日本 北海道
生産者:忽布古丹醸造×ファーイーストブルーイング
アルコール:7%
IBU(苦さ 平均15~20):16
モルト:
ホップ:
タイプ:インペリアル梅ゴッセ
価格:730円
インポーター

ブリュワリー

北海道の真ん中、美しい景色で知られる富良野・美瑛エリア。
その一部をなす上富良野(かみふらの)は、道内で唯一、ホップが商用栽培されている町です。
そして私たちブルワーにとって、希少な地のホップを使ってビールを醸すことは、この上ない幸せでもあります。

ホップづくりのプロと語らいながら、生きたホップとふれあい、ビールづくりのプロとして、さらなるおいしさを追究したい。
ここでなら、それができる。だから私たちは、ここに集いました。

立ち上げたブルワリーの名は、忽布古丹(ホップコタン)醸造。
コタンとは、村や集落を意味するアイヌの言葉で、まさに北海道のホップ集落=上富良野のことを指す名称です。
この国がもっとビールを楽しめる国になることを願い、コタンから多種多様なおいしいビールを全国にお届けします。

ホップに囲まれ、幸せいっぱいの私たちは、FULL OF HOPPINESS!
このホピネスが、お飲みいただくみなさまにも伝わりますように。
数年先には、すべて地のホップを使うブルワリーをめざして。
そしていずれは地の大麦・小麦も…。
農作物のように成長する忽布古丹にご期待ください!

このビールは

Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)と忽布古丹醸造のクロスコラボレーション第2弾は『Imperial Ume Gose』!第1弾は源流醸造所で『Paykar Sour IPL』を仕込みました。
忽布古丹醸造が定番で使用している富良野産のハスカップと上富良野産カスケードホップをふんだんに使用したフルーツサワーIPLで、ハスカップの酸味と鮮やかなピンク色が美しい仕上がりでした。
残念ながら、前回の仕込み時期は新型コロナウイルスによる感染状況が芳しくなく、ブルワー同士の対面は叶いませんでした。
しかしながら、今回はここ上富良野にFar Yeast Brewingのブルワー2人をお招きし、対面・対話をしながら仕込みを行なうことができました。
事前の打ち合わせで選んだスタイルはImperial Ume Gose。
第2弾も私たちが大好きな「酸っぱい」がテーマになりました。
サワーリングは、発酵工程でエタノールに加えて、適度な量の乳酸を生成するPhilly Sour(フィリーサワー)と呼ばれるイノベーティブな酵母を使用しました。
そこに、Far Yeast Brewingから提供いただいた山梨県小菅村の希少な梅を100㎏も浸け込んで、梅の芳醇な香りと味わいをたっぷりと取り込みました。
Far Yeast Brewingからのサポートに深く感謝します。
最後に食塩を加えることで、居酒屋などでも定番の「しょっぱ旨い」で人気の梅サワーのようなテイストになりました。
ゴーゼと言いながらも小麦を使っていませんが、代わりに使用した焙煎度の高いカラメル麦芽が酸味の角を丸めてくれています。
残糖は少なくドライな飲み口で、梅の風味が鼻を抜けます。酸味と塩味のバランスを取ることは容易ではなく、失敗が許されないため、最後の最後まで緊張が走りましたが、無事に想い描いたストロングなアルコールの梅ゴーゼに仕上げることができました。
酸っぱ、しょっぱ旨い、梅ゴーゼで夏を駆け抜けましょう。

テイスティング

濁りオレンジがかった黄金色。
酸味を想起させる香り。
自然派系の口がすぼまる酸味。
プラムの味わい。
余韻は短い。

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