古代小麦のスペルト小麦を使用したビールだとか。

滅んだと思われていたスペルト族がこんなところで生きていたとは…
無職転生してデッドエンドな展開になってしまいそう。

 

ビアデータ

ビール名:SPELT SAISON 2021
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:6.5%
IBU(苦さ 平均15~20):14
モルト:スペルト小麦
ホップ:ノーブルホップ、信州早生
タイプ:セゾン
価格:389円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

新作 Spelt Saison 2021、樽生から発売です!
耕作二年目の自家栽培のスペルト小麦をつかったセゾン。
スペルトは、小麦の原種ともいわれる古代穀物。
そのスペルトを約20%使用。
6.5%、IBU14。
ホップは、最近お気に入りのヨーロッパのノーブルホップと自家栽培の信州早生。
タンパク質の多いスペルト由来の、とろみとは言わないまでも豊かなマウスフィール。
スペルト特有のスパイシーさと、ちょっとグミやバブルガムを思わせるような香り。
ドライなんですが、柔らかく、スッと体にしみ入るような味わい。
スペルトは、もともとセゾンの生まれたベルギーのフランスよりの地方でも栽培されて、その醸造にもつかわれてきています。
なんだか、しみじみ素朴なセゾンが出来ました。
かなり気に入っています。
どうぞよろしくお願いします。

アルコール度数 : 6.5%
ビアスタイル : セゾン

限定 3354本

テイスティング

薄濁り薄黄金色。
甘いモルトの香り。
苦味が一気に来る。
スパイシーさも確かにある。
余韻がスパイス。
甘くてフルーティーな香りが後半湧き出してくる。

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