ビール一つ一つに物語がある大阪では有名な西成区のブルワリー。

ドイツのスチーム・ブリューを思い出しました。
1984年に公開された某ジブリ(当時は某トップクラフト)映画を彷彿とさせる名前のビール。

 

ビアデータ

ビール名:SARUSICA OF THE VALLEY OF THE WIND
生産地:日本 大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-10-2
生産者:DERAILLEUR BREW WORKS
アルコール:6%
IBU(苦さ 平均15~20):18
モルト:
ホップ:
タイプ:セゾン
価格:500円
インポーター:

ブルワリー

Derailleur Brew Works(ディレイラブリューワークス)は朝から酒を楽しむ街「AREA2470=ニシナリ」にこだわり、西成ライオットエールのレシピを再現するために設立された、クラフトビール工場と企画運営チームの集合体です。
フランス語で「道を外す者=生き方を自分で選ぶ者」を意味するディレイラを冠し、常識や一本道に囚われない発想やマインドで、ビールを作り続けていくことを信念としています。
ひとつひとつのビールには、それぞれ込められた思いや背景があります。
誰が、何のために醸したのか。
どんな想いで醸したのか。
悔しかったのか、喜んで欲しかったのか。寂しさを癒やすためだったのか、または、怒りだったのかもしれません。
届けたかった、伝えたかった、思いや背景を、私たちは、ビールの味だけでなく、ラベルのデザインもすべて活用して、伝えていきたい。

人生の数だけ、物語(ストーリー)があるように。
醸されたビールの数だけ、物語がきっとある。
言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙が、しばしば人を説得する。
だけど、沈黙だけじゃ、伝えきれない想いが溢れるのなら。そっと、物語(ストーリー)に想いを乗せればいい。
ほろ酔うみなさんのそばで、物語とともに。味わってもらえたい、ビールがここにあります。

このビールは

人類はビ海の影響が及ばない、限られた『山ノ麓』で生活を送っていた。
その1つ「風の谷」にAREA2470の輸送機が墜落。
積荷の回収を極秘裏に焦る当局は、風の谷の長、隠遁生活の身であった蓑王(みのおう)C-ka(シカ)の拘束を要求。
旧友そして剣の師のSaRuと二人、抵抗(レジスタンス)を続けていた。
この世界はなぜ、こんなふうになってしまった、SaRuよ。
C-kaサンよ。
蓑王だったあんたにゃわからないかも知んないが、うだつの上がらない平民出にやっと巡ってきた幸運か、それとも破滅の罠か。
そんなとこだ。

白麹が織りなす香りと酸味が複雑さをもたらす新感覚セゾン。
通常のセゾンよりボディがあるがマッシング時に白麹を入れることで糖化前にサワーリングしクエン酸を生成し後味の爽やかさを演出。
ホップもシトラを使用することでクエン酸と柑橘系のアロマ、フレーバーの相乗効果を狙い、重たすぎないコクのあるセゾンを目指した。

テイスティング

濁り麦わら色。
酸を想起させる香り。
トロピカルフルーツ。
酸味。
さっぱりとした味わい。
苦味は少なめ柑橘系の味わい。

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