いつもの玉村本店が作るSNOW MONKEY

瓶でも販売しているSNOW MONKEY IPAの限定ケグ(業務用金属樽)で瓶の販売はなし。
もっとヘイジーな感じなのかと思っていましたが、日本のニューイングランドIPAにありがちな生臭さはなく、美味しいビールでした。

ビアデータ

ビール名:SNOW MONKEY IPA B SIDE
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:6.5%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):42
モルト:
ホップ:
タイプ:IPA
価格:円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

SNOW MONKEY 2019 のための、もうひとつの IPA。
もともとは “brettanomyces” だとも言われていた、”Belgian” 酵母を使用してます。
通常版を A面とすると、こちらはB面。
そんな感じです。
8回目のSMBL。
そういえば、”B”と”8″はちょっと似てる!?

6.5%、IBU42。
柑橘寄りの印象が強い”A面”と比べると、こちらは桃とかパイナップルとかみたいで、ちょっとトロピカルな香り。
いわゆる ニューイングランドIPA を狙ったわけではないのですが、ヘイジーでジューシーでもあります。
SNOW MONKEY BEER LIVE でも、わかりやすいA面推しの人の方が多かったかもしれませんが、
「こっちの方が好き」
という方も結構いました。
ゆっくり何杯も飲むなら、B面かもしれません。

12番。

テイスティング

ややヘイジー。
もっとヘイジーなのを期待していたのですが、上澄みだったのでしょうか。
桃や洋ナシのような香り。
これは嫌いじゃない。
苦みが程ほどにあり、非常に美味しい。

One thought on “ビール 志賀高原ビール(玉村本店)/スノー モンキーIPA Bサイド (限定販売2019年4月3日~)”

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