玉村本店の常備ビールで、酒販店さんによると良くはけるというインディアン・サマー・セゾン。
確かにホップとモルトのバランスが非常に良く、アルコールも悪目立ちしていない美味しいビール。
しっかり冷やして心地よい気温の時に飲むのが似合いそう。
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ビアデータ
ビール名:INDIAN SUMMER SAISON
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:7.0%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:麦芽
ホップ:
タイプ:ベルジャンIPA
価格:382円
インポーター:
ブリュワリー
清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。
このビールは
大好きなこのセゾンを、夏を通り越して、晩秋の「インディアン・サマー」の季節までもつように、さらに、たっぷりのホップをつかって仕込んでみました。
もともとは農閑期の冬から春にかけて、夏の農作業のために仕込まれたというセゾン。保存性をよくするためにつかわれたホップが、ベルギービールの中でも際立つスタイルです。
ネーミングからセゾンのIPA的なものだと思われた方もいらっしゃると思いますが、そういう意味ではほぼ正解です。IBUは通常のIPAよりもやや低めの50くらいの設定ですが、ドライなボディとのバランスでは十分程よく(!?)苦いです。
セゾン酵母により度数を感じさせないドライさと嫌みのないフルーティさ。
ホップはニュージーランドとアメリカ産の新品種が中心。青い柑橘類を思わせる爽快な香りが特徴です。
テイスティング
ホップのいい香り。
ファーストアタックはホップの苦味と優しいモルトの甘み。
爽やかな炭酸でアルコール7%という強さをあまり感じさせず飲みやすい系のIPA。