ワインの師匠達に北新地で飲ませていただいた白が得意なパスカル・マトロの赤。

200年以上続くマトロ一族はグラン・クリュは持っていませんが、作るワインは中々の物。
高いレンジに関して最近は輸入量も少ない様なので、見かけたら購入が吉です。

ワインデータ

ワイン名:Volnay Santenots 1er Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune > Volnay
生産者:Dom. Thierry et Pascale Matrot (Dom. Matrot) (ドメーヌ ティエリー・エ・パスカル・マトロ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

1835-1924年マルグリット・アモイノンの祖父サイモン・ボワイヨはムルソーのワイン生産者でした。
彼は家族と妻と共にブドウの木を栽培しました。
1849-1933年、父と同じワイン商人であったクラウド・マトロはブドウ畑に興味を持ち、1900年にレ・ピュリニィー・モンラッシェ・レ・シャルム、ムルソー・ブラニー・プルミエ・クリュ、ブラニー・ラ・ピエス・スー・ル・ボワを購入しました。
1881-1963年ピュリニー・モンラッシェとブラニーの家族経営のワイン農家の所有者の孫であるジョセフ・マトロは、1904年に結婚した妻のマルグリット・アモイノンと3人の子供たちとシャトー・デヴェルに住んでいました。
彼女は兄弟のチャールズと共にムルソーにワイナリーを所有していました。

1914年の戦争中にチャールズが亡くなった後、マルグリットはムルソーの12通りにあるマルトレでワイナリーを相続しました。
夫婦はマルグリットの家(現在はドメーヌ・マトロの本拠地)に居住し、この地所を開発および拡張することを決定しました。
1923-2004年、彼らの息子ピエールは1937年にワイン生産者として働き始めました。
彼はまたブドウ畑を購入し、敷地を近代化し、妻のシモーヌ・ボナンと一緒に5人の子供をもうけました。
1955年生まれのボーヌのティエリー・マトロはピエールの息子でワイン生産とワイン醸造学の学位を取得した後、マコン・ダヴィエでビジネス研究を続けました。
彼は1976年にワイナリーに加わり、1983年から醸造を引き継ぎ、父と共にドメーヌ・マトロとそのワインの評判を確立し続けました。
2000年1月、ティエリーとパスカル・マトロは、「ドメーヌ・ジョセフ・マトロ」のブドウ畑の収穫物を売買できる有限責任会社SARL(有限会社)ティエリー・エ・パスカル・マトロを設立しました。
ティエリーは、SCEピエール・マトロとドメーヌ・ジョセフ・マトロを長年経営しています。
ブドウの栽培、醸造、ワインの熟成、販売というワイン製造プロセスのすべての段階において、彼は常に高品質を保証しています。

このワインは

ムルソーのコミューンに位置するサントノのテロワールは、豊かで力強いと同時に、繊細で繊細な赤ワインを生産します。
5〜10年の熟成の後、このテロワールのすべての複雑さと豊かさを発見できます。

テイスティング

注いでみますと美しいルビー色です。
もはや私の鼻と舌では5,000円以上のピノはほとんど全部「美味しい」というカテゴリーに入ってしまうのでレビューもいまいちなのですが…
香りはベリー系で、まだちょっと若い感じ。
味も若くて美味しいピノ特有の苦みがあります。
ゆっくり飲むと苦味が薄まってきますので、時間をかけて飲むべきです。
この値段でこの実力はお買い得といっていいでしょう。
マトロ…恐ろしい子。

飲んだ日:2012
飲んだ場所:北新地
価格:7,000円(当時)

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