中々飲めないモンラッシェですが、友人忍者が持って来てくれました。

現在は品薄らしく、この2008年ヴィンテージを最後に日本にはほとんど入ってきていない様子です。
とても貴重なワインを飲むことができたと思います。

ワインデータ

ワイン名:Montrachet Grand Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Beaune
生産者:Maison Roche de Bellene (メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

1964年にフランソワとジェラール・ポテルがブルゴーニュのヴォルネー村に到着しました。
当時、ジェラールは農学者であり、要求の厳しいワインメーカーでもあり、ワインに対する彼の情熱を家族に伝えることに成功しました。
その後ポテルは高品質のブルゴーニュワインを生産し始めました。
彼らは、ピノ・ノワールのブドウ品種に彼らの生産を集中させることと一級だけを醸造することに決めました。

初めは、家族の土地はヴォルネイ村とポマール村からサントネー村まで広がっていました。
この土地はすぐに発展し、ブルゴーニュで有名なワイナリーになりました。

家族経営の事業を引き継ぐ前に、ニコラ・ポテルは世界中の豊かな経験から恩恵を受けました。
彼は最も権威のあるワインメーカーから学び、ぶどう畑の仕事への新しいアプローチを得る機会を得ました。

ニコラの旅はオーストラリアのモスウッドという高品質のワインの先駆者がいるマーガレット・リバー・ワイナリーで始まりました。
それから彼は、賞賛して感謝しているワイン・メーカーであるマトロ・ワイナリーでピエール・マトロと共に働くためにフランスに戻りました。
この新しい経験の後、再びロシアン・リバー・バレーのピノ・ノワールのスペシャリストであるトム・デリンジャーと共にカリフォルニアへと渡り、その後ついにフランスに戻り、シャンボール・ミュジニーのジョルジュ・ルーミエ・ワイナリーでクリストフ・ルーミエと仕事をしました。
フランスで2年後、彼はマウント・メアリー・ワイナリーへ向けオーストラリアへの3回の連続旅行を計画しました。
そこでは、ジョン・ミドルトンと仕事をし、シャルドネのスペシャリストであるルーウィン・エステートのある西オーストラリア州に移住しました。
フランスに戻った後、彼はぶどう畑の管理人として働き、家族で有機農業を発展させました。

ニコラは家族のワイナリーが持っていたのと同じ哲学に従うことにしました。
彼は本当にブルゴーニュのユニークなテロワールを尊重して高品質のワインを生産したいと思っていました。
1997年に父親が亡くなった直後、彼はニュイ・サン・ジョルジュに独自のワイン商社を設立しました。
それはラ・メゾン・ニコラ・ポテルです。

ネゴシアンのラ・メゾン・ニコラ・ポテルはピノ・ノワールのブドウの美しい畑、そして古木のブドウを購入しました。
ブドウの収穫と選別は細心の注意を払って行われました。
ブドウは小さな収穫箱でワイナリーに運ばれ、再び選別台で選別されました。

このワイン商社は、革新と最新の機器のパイオニアでもあります。
ブドウは縦型プレスと効率的な瓶詰めラインで醸造されます。
ワインは太陰暦とバイオ・ダイナミック・カレンダーに応じてラックに収納されています。
それからワインは最も良い熟成条件を得るために非常に古いセラーで熟成されます。

ラ・メゾン・ニコラ・ポテルは、肯定的な顧客たちの評価を得て明らかな成功を収めました。
2000年代初頭に、同社はそのブランド「ニコラ・ポテル」と共に他のワイン商社に売却されました。
それがメゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌです。

このワインは

モンラッシェの畑がある場所は耕作にふさわしくなく、そして特にむき出しの土壌であるという事実がありました。
13世紀まで、石切り場で使われていたという事実以外にこの場所についての話はほとんどありません。
今世紀中、メジエール修道院は、ピュリニーとシャサニュの間の木も生えていない丘の上にブドウの木を植えます。

18世紀のアメリカ大統領トーマス・ジェファーソンによると、モンラッシェは最高のワインの1つでした。
彼は数十フィートの畑を買ったが、残念ながらその畑はブドウの樹の寄生虫であるフィロキセラの猛攻に耐えることはできなかった。

テイスティング

様々な花から集めた蜜のように複雑な香り。
注いでもらったグラスをテーブルに置かれただけで香りが凄い。
酸味は程々。
時間が経ってもヘタらない力強さ。
少なくとも2時間以上はグラスの中で香っていました。
流石はモンラッシェ。

飲んだ日:2015-12-19
飲んだ場所:ル・ジャルダン
買った日:2015-11
買った場所:徳岡
価格:46,000円
インポーター:徳岡

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