南アフリカのワインを勉強した人ならば誰でも知っているKWV。
あまり好んで飲まないのですが、たまたま飲む機会がありました。
思ったよりも美味しく、久しぶりに南アフリカのワインを色々と飲んでみたくなりました。
ワインデータ
ワイン名:Cathedral Cellar Shiraz
生産地:South Africa > Western Cape
生産者:KWV (ケイ・ダブリュー・ヴィ)
品種:Shiraz (シラーズ)
スタイル:Red wine
ワイナリー
KWVは1918年1月8日に西ケープ州出身のワイン生産者によってワイナリーに影響を与える過剰生産の世話をし、ワインの販売を行うために設立されました。
KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。
当初、KWVは会社の形で運営されていましたが、1923年には協同組合になりました。
1924年南アフリカ議会はKWV法を採択し、これはKWVにアルコール製品の輸出入に対する独占的権利を含む独占的権利を与え、その後1940年の全ワインの最低価格の規制を含むほぼ政府的な義務にまで及んだ。
KWVは市場の規制緩和後に他の生産者が出現し始めた1990年代初頭まで南アフリカのワイン生産を支配していました。
アパルトヘイトの廃止後、南アフリカはワインを輸出する機会が増え、ワインの余剰分はすべてなくなりました。
1997年KWVは会社へと変貌しましたが、企業株の取引には制限がありました。
2003年にKWV株式の取引に対する制限は廃止され、KWVは上場会社、KWV Ltdになりました。
本社は、ケープタウンから東に約60km離れたパールにあります。
このワインは
カセドラル・セラーの名にふさわしい厳選されたブドウのみを使い、オーク樽の中で14~16ヶ月間の熟成期間を経てからブレンドされます。
テイスティング
ブルーベリーの甘い香り。
スパイスの香りがしっかりでお肉が食べたくなります。
酸があるので重くなり過ぎないですが、単体で飲むにはスパイスと酸で飲み疲れてしまうかもしれません。
飲んだ日:2018-11-28
価格:2,200円(希望小売価格)
インポーター:国分グループ本社