山梨県民御用達のワイナリー。

1.8Lのワインを湯のみで飲むのが作法。
王冠を使用していることが多いので、500mLのペットボトルに移し替えて保存するとか。

 

 

ワインデータ

ワイン名:甲州辛口
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:蒼龍葡萄酒株式会社
品種:Koshu (甲州)
スタイル:White Wine

ワイナリー

社名の「蒼龍」は、中国の故事にある「東西南北の守護神のうち、東を守る神様」の名前に由来します。
その名の通り、蒼龍葡萄酒は甲府盆地の東部に位置する甲州・勝沼の地で、最も伝統のあるワイナリーの一つとして、甲州ワインの正統を守りつづけています。

現社長である鈴木卓偉の次男である大三(ヒロミ)は1975年に勝沼で生まれ育ちました。
地元の高校を卒業後、札幌学院大学進学のため北海道へ。
卒業後しばらく北海道に留まって仕事をしておりましたが、ワイナリーを継ぐ決心を固め、2004年に蒼龍葡萄酒に入社。
入社当時は様々なギャップを感じながらも、一年一年のワイン造りを大切に思うようになりました。
その後2011年には、山梨大学ワイン科学士※を取得、現在は、醸造部責任者、常務取締役として多忙な中でも、
楽しみながらワイン造りに情熱を注いでおります。

蒼龍のワイン造りは、他のワイナリーでは見られない極めて独特の風景があると思います。
かたや“ジャパンワインチャレンジ”などで受賞するハイクオリティなワインの研究に熱を注ぐ一方で、かたや年間800klという中小ワイナリーでは群を抜く規模のワインを醸造する。
そのため1年を通じてワインを仕込む醸造家の熱心な姿が見られます。
ゆえに、わたしたちには他のどのワイナリーにも負けない経験値を重ねているという誇りがあります。醸造スタッフは代替わりを順調に終え、皆30代以下という若い面々。
百余年の蒼龍の歴史で蓄積された醸造知識と技を継承しながらも、新しい時代の価値観や好みを敏感に読みとるセンスを持ちあわせつつ、ワイン造りに取り組んでいます。
一般的に「ワインの品質は9割がぶどうで決まる」と言われています。しかし白ワインでいえば、醸造技術が品質や味に占める影響度は1割よりも大きく、発酵温度の1度2度の違いやアルコール度数、熟成期間の長さ、あるいはシュールリーのやり方など少しの違いで最終的な味や香りは全く異なってきます。
その中で試行錯誤を重ね、これまでよりも美味しいワインを提供できるように日々研究をつづけています。

このワインは

すっきりとした程良い酸味のある辛口甲州ワイン。
特に和食との相性の良い、徳用辛口白ワインです。

テイスティング

日本酒っぽい。
アタックしっかり。
アルコール感が強い。

飲んだ日:2022-09-24
飲んだ場所:葡萄一番館
価格:1,980円(1.8L)

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