スペインワインじゃないのに久しぶりに見た亀甲縛りワイン。
団鬼六師匠お久しぶりです。
なにも邪魔しないような静かなミュスカデ。
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ワインデータ
ワイン名:Le Soleil Nantais Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie
生産地:France > Val de Loire > Pays Nantais > Muscadet
生産者:Guilbaud Frères (ギルボー・フレール)
品種:Melon de Bourgogne (ムロン・ド・ブルゴーニュ)
スタイル:White Wine
ワイナリー
エドゥアールとマルセル・ギルボー夫妻は、1927年にギルボー・フレールを設立しました。
そして、2代目、3代目も同じように、その品質を保証しているのです。
家族経営のブドウ畑の恵まれた立地と、テロワールに関する深い知識により、ギルボーのワインは高い評価を得ています。
このワインは
ワイン生産地
セーヴルとメーヌのアペラシオン地区で最も優れた畑の中から、その典型性と、その区画で生産されるワインの特徴に基づき、厳選された畑を使用。
ムジヨン、ヴァレ、ル・パレ、モニエールの各村産ブドウが、通常使われています。
地質学的な特徴
土壌は原始時代の片岩で、場所によって片麻岩(酸性岩)や斑糲岩(カルシウムが豊富)が混在している。
ブドウの品種
ムロン100%(一般的にはミュスカデと呼ばれる)。
色とアルコール度数
白色でやや琥珀色。
アルコール度数:12%。
醸造方法
水平プレス。
18~20℃の温度管理のもとでアルコール発酵させます。
ワインは6ヶ月間、澱の上で寝かせます。
技術的パラメーター
酸度:4,5g/L
硫黄分:35mg/L
このワインは、特別な審査員によって試飲され、選ばれたヴィンテージには、ナンタイズ特製ボトル(数に限りあり)に入れられる権利を獲得するために行われます。
テイスティング
明るく輝くレモンイエローの色調。
ワインを光にかざすと、開けたてだと微発泡のきらめきが見え、これがまたワインの新鮮さを感じさせる要素となっています。
最初に感じられるのは、青リンゴのほのかな香りで、これに続いて柑橘系の爽やかな香りが広がります。
さらに、エキゾチックなフルーツの香りが特徴的で、パイナップル、マンゴー、ライチ、アプリコット、グレープフルーツのアロマが一体となって魅了します。
この豊かなフルーティな香りは、優しくも力強い味わいを予感させます。
また、白い果実や野生の花、新鮮なハーブの香りも感じられ、全体として非常に複雑で魅力的な香りのハーモニーを楽しむことができます。
口に含むと、その柔らかさと飲みやすさがすぐに感じられます。
バランスの取れたフローラルフルーティなプロファイルが広がり、柑橘系の風味と青リンゴやメロンのニュアンスが絶妙に調和しています。
ミネラル感と程よい酸味が後味を爽やかに締めくくり、フィニッシュにはフレッシュで心地よい余韻が残ります。
ワインは全体的にフレッシュで少し刺激的な口当たりでありながらも、まろやかで繊細な味わいが特徴です。
非常にエレガントでありながらも力強い風味を持ち、特にエキゾチックなフルーツの香りが印象的です。
飲んだ日:2022-01-30
飲んだ場所:Switch
価格:1,600円(EU圏で8.5ユーロ程度)
インポーター:スマイル