玉村本店で流行のシングルホップ・シリーズの最新作。

ニュージーランドで人気のホップだけを使用したビール。
ニュージーらしい?草っぽいハーブ感溢れる香りと味わい。

ビールデータ

ビール名:NELSON SAUVIN
生産地:日本
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):23
モルト:
ホップ:ネルソン・ソーヴィン
タイプ:セゾン
価格:389円
インポーター:

ブリュワリー

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

このビールは

Single Hop Brew シリーズ第6弾、Nelson Sauvin 発売です!

ぼくらの「コロナの夏の自由研究」。
(実は番外編が一つあるのですが)これでひとまずシリーズ終了です。
ネルソン・ソーヴィンは、NZの大人気ホップ。
その名の通り、白ワイン用のぶどうであるソーヴィニョン・ブランを連想させるようなアロマが特徴。
そのネルソンをつかったシングルホップの仕込みは、ぼくらの場合、やはりセゾンです。
実際、Indian Summer Saison なんかでも、メインのホップではあるのですが、今回はもちろん Nelson Sauvin のみをつかいました。
5.0%、IBU23。
本当に白ワインみたいな感じを表現したくて、隠し味に天然塩をつかってます。
ISS よりも度数はかなり低め。
シングルホップではありますが、白ブドウ的な印象に、セゾン酵母由来のほのかなスパイシーさも加わって、ほどよく華やかな香り。
天然塩由来のミネラル感とドライな飲み口が相まって、食中酒として、かなりいい感じに仕上がったのではと思います。
ここのところ、そんなのばかりリリースしてますが、こいつも暑い夏にバッチリだと思います。
ホップごとに毎回スタイルを変えてきているので、ホップの個性を単純に比べたい方には叱られるかもしれませんが、もともとこのシリーズで目指したのは、そのホップの個性を生かしたビールということで、ご容赦を。
どうぞよろしくお願いします。

テイスティング

黄金色。
草っぽい少し甘い柑橘系の香り。
いや、草が優勢だな…
味わいもハーブな感じ。
余韻さえもハーブ。

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