サントリーの資本が入ってからは非常に美味しくなったことで有名なシャトー・ラグランジュ。
ボルドーメドック3級の実力の下地があったとはいえ、流石資本が違うと味も変わるものかと。
まだそこまで高騰しているわけでもないので、今の時期に購入しておいた方がいいのかもしれません。
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ワインデータ
ワイン名:Ch. Lagrange
生産地:France > Bordeaux > Haut Médoc > Saint Julien
生産者:Ch. Lagrange (シャトー・ラグランジュ)
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン), Merlot (メルロ), Petit Verdot (プティ・ヴェルド)
スタイル:Red wine
ワイナリー
フランスはボルドーのメドック地区に位置するシャトー ラグランジュ。
その歴史は古く、17世紀初頭には、すでに王室砲兵隊輜重隊長のジャン・ド・ヴィヴィアンの所有だったことが古文書に記されています。
「ラ・グランジュ」というのは「自立した小さな集落」の意味で、17世紀のワイン地図に、すでにその名が登場。
19世紀には、ルイ・フィリップ朝で内務大臣などを歴任したデュシャテル伯爵が所有者となり、当時のボルドーでも指折りの規模の醸造設備が整えられました。
生産量も大きく伸張。
畑の土の中に素焼きの土管を埋め込み、水はけを良くする設備も伯爵が考案したものです。
そして、1855年、パリ万博の時に制定されたボルドー・メドックの公式な格付けで「グランクリュ第3級」として格付けされました。
このワインは
このヴィンテージは、冷涼な夏に加えて、春と初夏の雨量の多さが特徴的だ。
9月になって太陽が再び顔を出したおかげで、葡萄は成熟した。
収穫期間は長かった。
ブレンド
カベルネ・ソーヴィニョン68%、メルロー25%、プティ・ヴェルド7%。
テイスティング
友人の外人忍者が「好きな味ではなかったから貴公に譲ろう」と海外で入手したこのワインを皆で開けることに。
相変わらず太っ腹。
昔80年代を購入してグッと来たので6本ほど購入したのだがイマイチだったらしい。
冷えていたので全然開いておらず。
それでもゆっくりと開いてきてスミレやベリーの香りが非常に良い。
酸もタンニンも時間を置いておけば素晴らしいものとなった。
飲んだ日:2015-02-19
飲んだ場所:ふる川
価格:8,000円
インポーター:ファインズ