杉(セダー)樽を使用したセダー・コウゲン

いつもの山伏らしくしっかりとした自然派香と味わい。
古典的なお酒を好む私の好みではなかったですが、自然派ワインが好きな方はこのビールも許容できると思います。
じゃあなんで買うかって?そこんビールがあるからですよ。

ビアデータ

ビール名:BARREL AGED YAMA-BUSHI CEDAR KOGEN
生産地:日本 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏×アメリカ
生産者:TAMAMURA HONTEN Co. × JESTER KING × OXBOW
アルコール:7.5%
初期比重:
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:バレルエイジド・ファームハウスエール
価格:2,970円(750mL)
インポーター:

ブリュワリー

志賀高原ビール

清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。

今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。

ジェスター・キング

ジェスターキングは、混合培養と自然発酵を行う本格的な農家醸造所です。
彼らのビールは、私たちの自然環境と地元の農業を取り入れて、時間、場所、人々にユニークに関連付けられたビールを作っています。
テイスティング・ルームは、美しくリラックスした雰囲気で、テキサス・ヒル・カントリーをお友達やご家族と一緒に楽しむことができます。

共同創設者ジェフリー・スタッフィングは、2007年後半にジェスター・キングに取り組み始めた地元の自家醸造家でした。
彼は、オースティン・ホームブリュー・サプライで、醸造所のレシピやビジネス・プランを開発していました。

1年で計画を立てた後、ジェフは弟のマイケル・ステフィンにオースティンに引っ越し、ジェスター・キングの一員になるように頼みました。
2009年後半まで、兄弟たちは醸造所の場所を探し始めました。

兄弟はテキサス州南部にある古い機械工場を見つけ、解体してオースティンに移しました。
彼らは2009年の夏に醸造所を再建しました。
2010年9月、最初のビール、ボクサー・リベンジ…樽熟成した酸味の強いエールを醸造しました。
2010年10月、彼らは最初のビールをテキサス州オースティンのドラフト・ハウスに売りました。

初の瓶詰めしたインペリアル・スタウトのブラック・メタルを発売。
2011年には、フレンチ・セゾン・イーストの純粋な培養液または酵母とバクテリアの混合培養液のみを発酵に使用するようになりました。
この動きは段階的なものでしたが、より本格的な農家の醸造所になりたいという願望に触発されました。

純粋な培養発酵を断念し、混合培養ビールに専念することを決定しました。
2013年はまた、100%自然発酵したビールを製造するために最初にクールシップを使用したことを示しました。

醸造所周辺の58エーカーを購入することにより、土地保護への最初の大きな一歩を踏み出しました。
この動きは醸造所を取り巻く自然の美しさを保護しただけでなく、いくつかの果物と野菜を育てる初期の農場につながりました。
2016年には自然発酵ビールも発売しました。
2017年、ジェスターキングは太陽光発電になりました。

オックスボウ

オックスボウはメイン州ニューカッスルの田舎にある小さな農家の醸造所です。
醸造所は、なだらかな農地と曲がりくねった河川に囲まれた魅惑的な森に囲まれており、潮の満ち干が海岸に近いことを常に思い出させてくれます。

オックスボウという名前は、これらの川の曲がり角、特にダイアー(メイン州の地名)から発想を得たもので、河が途方もなく広い地面を覆い、見事なU字の馬蹄形の形状が特徴です。(テキサスでは有名な地形)
ビールを作るときにも同様のアプローチを採用し、数日または数年かけて作成し、リリース後は通常数日で消費される飲料を作成しています。

このビールは

世界的にも高い評価をうける大人気ブルワリー、米テキサス州の Jester King と、同じくメイン州のOXBOW との3社コラボ。
木樽熟成山伏の限定商品。
SNOW MONKEY BEER LIVE 2017 の際に仕込んだ特別なビール、満を持して発売です。

ファームハウスエールを得意とする三者でのコラボということで、ベースは、スペルトという原種の小麦と信州早生をつかった素朴なセゾン。
それ自体の出来が気に入ったので、その後何度か仕込んで、FESTIVAL SAISON という名前で、先に何度かリリースしちゃいました。
このコラシの一部を日本酒の酒樽で熟成してから、ワイン樽でさらに19ヶ月熟成。
その後、さらに9ヶ月瓶内二次、いや三次発酵・熟成をして仕上げたのが、この Cedar Kogen です。
7.5%。

色は明るめのブロンド。
柔らかながらもキレイな酸をしっかり感じるドライな飲み口。
控えめながらも主張しすぎない杉の香りが、一番の個性。
そこに、柑橘系のニュアンスが加わった印象です。
ソーヴィニョンブランみたいな、繊細でありながらも華やかな味わいに仕上がったと思います。
そういう意味では、お食事との相性もばっちり。
ワインを飲むようなシーンで、食中酒としてお楽しみいただきたいと思います。

手間も時間もたっぷりかかった今回限りのコラボ。
なかなかの価格ですが、お許しください。
もちろん限定商品ではありますが、1983本と、たっぷりご用意しています。
当分なくならないはず。
気に入っていただいた方には、リピートしていただけたらうれしいです。
みなさんのご感想も、どうぞお聞かせください。

限定 1983本
アルコール度数:7.5%
ビアスタイル:バレルエイジド・ファームハウスエール
限定品

テイスティング

濁り黄金色。
やや甘い酸を感じる香りと少しの馬小屋臭。
熱劣化で飲めない赤ワインの香りがします。
そういったモノを内包した不思議な苦味。
余韻は長め。
自然派ワインが好きでしょうがない人向け。
私の好みでは全くありませんでした。

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