ワイン会に私が持ち込んだのがブルーノ・パイヤールコトー・シャンプノワ

何しろ生産数が少ないとの事でレア度を重視して持ってきたのですが、物凄く酸が強いです。
酸っぱいブドウをそのまま発酵させたんじゃないかと思うくらいです。
10年単位で保管しておけば酸が落ち着いて美味しいシャルドネになるのだろうか…
それだったらブルゴーニュの最初から美味しいシャルドネを買った方がいいような気もしないでもないです。

 

ワインデータ

ワイン名:Le Mesnil Coteaux Champenois Blanc
生産地:France > Champagne
生産者:Champagne Bruno Paillard (シャンパーニュ・ブルーノ・パイヤール)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

ブルーノ・パイヤールは、1953年ランスに誕生します。
彼の家系は、1704年から、ブージィとヴェルズネイの2つのグラン·クリュを拠点に葡萄の仲買と栽培を代々営んできました。
ブルーノは、1975年に家業を継ぎネゴシアンとして働き始め、シャンパーニュについて深く幅広い知識を習得していきます。

しかし、その6年後、純粋さとエレガンスにおいて既存の全てのシャンパーニュを凌駕する新しいシャンパーニュを作りたいという抑えがたい欲求に突き動かされます。
当時ブルーノは27才で、畑はおろか資金さえありませんでした。
1981年1月、コレクターズ・アイテムの古いジャガーを売り払って資金を作り、ただ強い志だけを胸に自らの会社を立ち上げました。

1世紀近く新しいメゾンが設立されたことのなかった保守的な産地において、彼の決断はおよそ狂気じみていたことでしょう。
しかしこの革命児の夢を叶えようとする決意は揺るぎないものでした。

ブルーノ·パイヤールはセラーを借り上げ、自営の栽培農家が育てる葡萄を丹念に選定し、自らのシャンパーニュを造り始めました。
1984年、ブルーノは、全ての設備を地上1階部分に配置するセラーを考案します。
この最新設備により、温度、照明、湿度の厳格な管理が可能となりました。

個性的なブルーノのワインは、すぐに人々を虜にしました。
ブルーノ・パイヤールのシャンパーニュを産地で最良のワインの1つとして初めて評価したのは、イギリスのメディアでした。
1988年、有名なワイン評論家ヒュー・ジョンソンが次のようなコメントしています。
「卓越した絹のようなヴィンテージ・シャンパーニュとノン・ヴィンテージ・シャンパーニュを造る、小さいけれど一級の若きシャンパーニュ・メゾン。」

1990年、ブルーノ・パイヤールは建築家ジャック・ブレオーの協力を得て、現在のワイナリーを設計しました。
ステンレス、ガラス、木材を組み合わせ最新技術を駆使して造られたこの建造物は、シャンパーニュを入れる3種の高貴な器を象徴しています。
この革新的な新築セラーは、正に伝統的なノウハウと最新の品質技術の融合と言えるでしょう。

1994年、ブルーノ・パイヤールは、コート・デ・ブランのオジェに初の自社畑でとなる3ヘクタールのグラン・クリュを購入します。

この時から、理想的な葡萄畑を造園するべくブルーノは粘り強く努力を続け、今や自社畑は12ヘクタールのグラン・クリュを含め、32ヘクタールにまで拡大し、メゾンが必要とする葡萄の収量の半分以上を賄っています。
残りの葡萄は、今も尚、昔馴染みの自営栽培農家から購入を続け、30以上の村から葡萄を仕入れています。

2007年1月、娘のアリスがメゾンに加わり、パイヤール家の冒険を引き継ぐ決心をしてくれました。
1年目から葡萄栽培からセラーの醸造に至るまでの仕事を経験し、翌年から4年間に渡り輸出先の開拓を手掛け、今や共同経営者として父と共にメゾンの経営を担っています。

ブルーノ・パイヤールは、今も尚、独立したメゾンとして独自のスタイルを守り、年間生産量は40~50万本に及びます。
そのうち75%は欧州、アジア、北米を中心とする30カ国に輸出されています。

ブルーノ·パイヤールのシャンパーニュは、国を問わず、レストランや高級ワイン専門店でのみ販売されています。
販路を限定することでソムリエや良質なワイン商社による入念な品質管理を可能とし、顧客への品質保証に繋げています。

このワインは

年間わずか2樽のみしか生産しない希少なスティル・ワイン(泡ではない普通の白ワイン)。
コート・デ・ブランで最も有名なグラン・クリュ、ル・メニル・シュール・オジェ村の丘の中腹にそびえる「プデペイニュ」という葡萄畑で獲れたシャルドネを100%使用。

テイスティング

薄い黄金色。
柑橘系の香り。
ミネラル。
酸が非常に非常に強い。
タンニンではなくミネラルで歯がキシキシするのは初めて笑。
この作り手のブラン・ド・ブランから炭酸が抜けるとこんなに酸味溢れる白ワインになるのだろうか…とても考えられない。

飲んだ日:2018-01-20
飲んだ場所:オレキス
価格:10,000円
インポーター:株式会社ミレジム