ワインセラーウメムラ新春福袋2018 ボルドー9本5万円に入っていたシャトー・ベルガ

なんとインポーターはひらまつ。
あの高級レストラン系列のひらまつがインポーターをしているとは知りませんでした。
お値段は中々のものですが、熟成感がありボルドーらしいボルドーでした。

 

ワインデータ

ワイン名:Ch. Bergat
生産地:France > Bordeaux > Saint Émilion
生産者:Borie Manoux (ボリー・マヌー)
品種:Merlot (メルロ), Cabernet Franc (カベルネ・フラン), Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ボリー マヌー社は、1870年にユージェンヌ ボリー フレールの名称で創立されました。第二次世界大戦後、ユージェンヌの二人の息子であるフランシス ボリーとマルセル ボリーが分裂した際に、マルセルは社名をボリー マヌーと改称し、このネゴシアン会社(ワイン商)を引き継ぎました。

同時に、マルセルはボリー マヌー社をポイヤック村からボルドー市内のCours Balguerie-Stuttenberg通りに移転しました。
マルセル・ボリーは1961年まで会社を経営し、その後彼の義理の息子であるエミール・カステジャが経営を引き継ぎました。
エミール カステジャは、その後ボリー マヌー社を大いに発展させ、「ボー リバージュ」や「シャぺル ド ラ トリニテ」などのブランドワインを立ち上げました。

1990年代になって、エミール・カステジャの息子フィリップ・カステジャがボリー マヌー社代表取締役に就任しました。
彼はボリー マヌー社および一族が所有するポムロールおよびサンテミリオンのシャトーを積極的に経営しました。

フィリップ・カステジャは、その後も一族の事業を拡充し発展させ、今日ではボルドーで10件以上のシャトーを経営するようになりました。
2001年以降はフィリップ・カステジャがネゴシアン会社を始め、すべてのシャトーを管理しています。

所有地およびシャトー
シャトー バタイエはボリー家が最初に所有したシャトーですが、その後多くのシャトーがボリー家の傘下に加わりました。
1950年シャトー・トロット・ヴィエイユ, プルミエ・グランクリュ サンテミリオン
1955年シャトー・ボー・シット ブルジョア級 スーペリール サンテステフ
1970年シャトー オー・バージュ・モンプロー ブルジョア級 スーペリール ポイヤック
1973年シャトー・デュ・ドメーヌ・デ・レグリース ポムロル
2005年シャトー・ラ・クロワ・デュ・カス ポムロル

また、ボリー マヌー社は、これまでボルドーの多数のネゴシアン会社やワイン取引会社を傘下に収めました。
その中でも、特にテュルパン・フレール、アンリ・モローやアルベール・デュヴェルジェなどが有名です。
さらに、ボルドー市内に敷地面積3ヘクタールの自社製造工場と保管倉庫設備を保有しています。

1986年に一族は、ドゥルーエ・フレール社の過半数の株式を取得しました。
ドゥルーエ・フレール社は、ロワール地区のヴァレット村を本拠地とする高品質のロワールワインの生産者であり、またネゴシアン会社でもあります。
ボリー マヌー社とドゥルーエ・フレール社は、それぞれ独立して経営を行いながら、長期に亘るパートナーとしての販売戦略を共用しています。

このワインは

シャトー ベルガは、シャトー トロット ヴィエイユとサン テミリオン村の中間地点にあり、そのブドウ畑は村の裏側にある南向きの丘陵に広がっています。
このブドウ畑は、夜明けから夕暮れまで陽光をたっぷり浴びる恵まれた南向きにあり、またブドウの樹々は城壁や遺跡により強風から守られています。
土壌は早熟に適した粘土石灰質で、ワインに活力と独特な果実味をもたらします。
シャトー ベルガは、少量生産のため、ワイン通が探し求めるワインです。

テイスティング

ガーネット色。
熟成感も少しある。
湿った土、黒い果実の香り。
酸は落ち着いている。
タンニンはしっかり。

飲んだ日:2019-04-29
飲んだ場所:セリエ
買った日:2018-04
買った場所:ウメムラ
価格:9,000円
インポーター:株式会社ひらまつ

One thought on “飲んだワイン ボリー・マヌー/シャトー・ベルガ2008 7点”

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