鳥取のワインを飲んだのは初めてです。
砂丘というド直球なネーミングのワイン。
2014年なのである程度熟成しているかと思いましたが、ピーマン香のあるフレッシュなカベルネ・ソーヴィニヨンの香り。
更にタンニンがしっかりしているので、やや粗野なイメージがしました。
ワインデータ
ワイン名:Hojyo Wine 砂丘 赤
生産地:Japan > Tottori
生産者:北条ワイン醸造所
品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン)
スタイル:Red wine
ワイナリー
ここは、鳥取県東伯郡北栄町。
鳥取県のほぼ真ん中に位置し、雄大な日本海に沿った北条砂丘が東西約12キロに広がっています。
昔から砂丘農業の盛んなところで、葡萄・長芋・スイカ・メロン・トマトなど多くの農作物が栽培されています。
中でも葡萄栽培の歴史は江戸時代末期までさかのぼります。
砂丘地のためとても水はけが良く、昼と夜の温度差が大きいため、良質な葡萄を栽培するには最適な土地です。
地元北条砂丘で栽培した葡萄(甲州種、マスカット・ベリーA種、ワイン用交配品種)を使って、また自家葡萄園では、ヨーロッパ系の高級品種(メルロ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン等)を栽培 し、葡萄栽培からワイン造りまで一貫して取り組んでいます。
ワインは同じ葡萄品種で造ったワインでも、その地方の気候風土によって大変味が異なります。砂丘土壌で育ち、山陰の風土によってつくられた地元産葡萄にこだわる北条ワインは、個性豊かで他では味わうことのできない唯一のワインです。
甘口で飲みやすいワインもございますが、北条ワインは総体的にしっかり熟成された辛口がメインです。
国産ワインコンクールで受賞した数々のワイン、また瓶内2次発酵の本格的スパークリング、毎年恒例のヌーヴォー(新酒)もございます。
創業当時より「量にはこだわらず、より良い品質を求め、付加価値のあるワインを造る」という変わらぬ信念の元、生産量は限られておりますが、畑の土壌づくりから始まり商品発送まで、一貫して1本1本丁寧に愛情を込めて手作業で行なっております。
このワインは
2015年に収穫した自家ぶどう園産カベルネ・ソーヴィニヨン種でつくって、フレンチオークの樽でじっくり熟成した赤ワイン。
渋味、酸味もしっかりとして豊かで非常にバランスが良く、樽の香りが心地よいです。
雑誌ダンチュウやクロワッサンなど多くのメディアで取り上げられたり、国産ワインコンクールで受賞するなど全国的に大変人気の高いワインです。
あまり冷やさず20℃前後でお飲みください。
テイスティング
ピーマン香。
タンニンしっかり。
温度が低すぎたのか香りは少なくタンニンが目立った。
時間が経ってもそれ程香りは強くならず。
もう少し凝縮感が欲しい。
お値段を考えるならば猶更。
飲んだ日:2019-01-14
価格:2,750円