熟成が進みかなり理想的なブルゴーニュのピノ・ノワールになっていました。

月1でこのワインを飲みたい。

 

ワインデータ

ワイン名:Gevrey Chambertin 1er Cru La Perrière
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin
生産者:Philippe Pacalet (フィリップ・パカレ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

パカレは、自然派ワインの代表格であるボジョレーのワイン生産者、マルセル・ラピエールの甥である。
また、叔父を通じて、自然派ワイン生産者の間で尊敬されているワイン科学者、ジュール・ショーヴェを知ることになった。

だから、フィリップがワインづくりで硫黄を一切使わず、瓶詰めのときに少し使う程度なのは、当然のことだろう。
彼は自分では畑を持たず(1999年に経営を始めたばかりのパカレのような新参者にとって、土地のコストは法外だ)、興味深いテロワールを持つ区画を借りている。

2007年までは3つのセラーを行き来していたが、ボーヌの中心部にある19世紀の施設をド・モンティーユ家から取得し、全作業を行うのに十分な広さを持つセラーにした。

また、ブドウの木が病気にかかりやすい理由(長い間、植物的に繁殖させたために弱くなっている)、その対策(遺伝子組み換えのブドウの木、ただし、スプレーを一切使わないという動機)についても、興味深い説を語る。

パカレのブルゴーニュは、ピュアでエレガント、そしてスリリングなアロマが特徴的だ。
その大きさだけが魅力ではなく、フレッシュさとエレガンスで魅了するワインです。
パカレは明らかにエルヴァージュ(醗酵の終わったワインを、タンクまたは樽にて、貯蔵、熟成させる事)の達人である。

このワインは

土壌と気候
粘土石灰質、沖積土で構成され、小石が豊富である。南東向き、温暖で日当たりの良い微気候、グラン・クリュ “マジ・シャンベルタン “の下に位置する。

醸造
3.5週間、1日2回のパンチングダウンにより、SO2なしで全房収穫を行う。
人工的な温度調節を行わず、土着酵母でアルコール発酵を行う。
土壌と気候に合わせたマロラクティック発酵。

ブドウの品種
ピノ・ノワールの高級タイプ、台木は161-49。

ヴィンヤード
平均樹齢:45年、10,000本/ha。
収量:32hl/ha

文化
持続可能で、環境に配慮している。

エイジング
澱の上で、澱引きをせず、SO2なしで攪拌しながら17ヶ月間熟成させる「アン・レダクション」。

テイスティング

少し退色が進みレンガ色になりつつある。
理想的な熟成。
甘い苺の香りからダシ系の香りに移りつつある。
味わいはダシ系。
若造の頃、初めてワインの師匠に飲ませていただいた熟成ブルゴーニュを思い出した。

飲んだ日:2023-04-30
飲んだ場所:インパスト
値段:45,000円
インポーター:出水商事

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