ルーミエは、ルショット・シャンベルタンを所有していませんが、地主のミシェル・ボンヌフォンから0.54haをメタヤージュ(地代をブドウやワインで支払う契約)し、ブドウの栽培から醸造・瓶詰めまでを自らの手で行っています。

中身は一緒でもルーミエの名前のラベルの方が高いというブランド至上主義現象が起きているワイン。

 

ワインデータ

ワイン名:Ruchottes Chambertin Grand Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin
生産者:Michel Bonnefond (Dom. Georges et Christophe Roumier) (ミッシェル・ボンフォン)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

ボンヌ・マール、ミュジニー、コルトンシャルルマーニュ、3つの神話級グラン・クリュが貴方を夢の世界へ誘う。
シャンボール・ミュジニー一級畑アムルーズ、モレ・サン・ドニ一級畑クロ・ド・ラ・ビュシエール(ジョルジュ・ルーミエだけが所有するモノポール)はプルミエ・クリュと同じ重要性があります。
ドメーヌ・ルーミエは、クリストフ・ルーミエの情熱と哲学で培われた豊かで魅力的な土壌を持っています。

ジョルジュ・ルーミエのワインは複雑です。
明るさと強さ、優美さと余韻の長さを組み合わせています。
クリストフ・ルーミエは「ルーミエ・スタイルではなくルーミエの哲学であり、その崇拝はすべてのテロワール、すべてのアペラシオンを明らかにするためにそこにある」と明言しています。
HPは非常にあっさりしています。
もっと詳しい事はエノテカ等に載っています。

このワインは

このワインは、ジョルジュ・ルーミエ名義のリュショット・シャンベルタンと同じワインです。
どちらのワインも、伝説的な故ジャン=マリー・ルーミエの息子であるクリストフ・ルーミエによって造られています。
ボンフォンのラベルで販売されているワインは、実業家でブルゴーニュ通のミシェル・ボンフォンが所有する3分の1エーカーの畑の区画のものです。
クリストフ・ルーミエは、リュショットやシャルム・シャンベルタンの他の区画とともに、伝統的なシェアクロッパー契約を結んでこの区画を耕しています。
ミッシェル・ボンフォンのラベルは生産量が少ないため、ブルゴーニュに詳しい一部のコレクターを除いては、ほとんど注目されていません。

テイスティング

かなりこもった内向きイメージのワイン。
ベリー、腐葉土の香り。
酸はある程度落ち付いている。
熟成ボルドーの様な複雑な香りと味わい。
ルーミエを毎日飲んでいる訳ではないですが、こんな感じだったかな?とも感じました。
おいしいのですが、お値段以上とは思えず。
出会えた嬉しさ代でしょうか。

飲んだ日:2023-03-17
飲んだ場所:ピアット・ベル・ベオーネ
価格:66,000円
インポーター:オルヴォー

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