山梨に居ても中々出会わないワインの一つ。

デラウエア感はあまり感じられず。

 

ワインデータ

ワイン名:K21FY_SR
生産地:Japan > Yamanashi
生産者:共栄堂
品種:Delaware (デラウェア), Koshu (甲州)
スタイル:White Wine

ワイナリー

共栄堂という名前は、小林の実家が営む「よろず屋」の屋号。
「共に栄える」という文字に込められた理念は、ブドウ栽培・ワイン醸造をすることで、山梨の農業全体の下支えをしたいという小林の思いと通底しています。

共栄堂が企画したワインの商品名は記号や数字の配列で表記されておりますが、これは文字から得られる固定概念を一旦外して、自由にワインを楽しんでほしいという思いが込められています。
山梨市・甲州市の自社畑のほか、山梨にある6軒のブドウ生産者から造られています。

このワインは

中国、戦国時代の思想家・荘子が胡蝶(蝶々)になった夢を見たという故事より。
夢と現実の区別がつかなくなったという話より、万物一体の境地に至る。故事成語としては「人生は夢のようである」から転じ、人生のはかなさのたとえとして用いられる。
文字は小篆(しょうてん:秦の始皇帝が定めた公式の書体。各地方の文字を統一して制定された)を用いて、筆の動きを意識した字形にした。
古来、印章には様々な文様を彫ることがあったので、蝶を彫るというチャレンジをしてみた。
蝶は人が変形した様な形にして、文様はあまり現実的でないように考えた。

小林成仁(コバヤシ・シゲヒト)
一級印章彫刻技能士 日展作家 やまなしの名工
1954年山梨県生まれ。
父の後を継いで印章彫刻士となる。
印章彫刻の傍ら、篆刻家の故二葉一成氏に師事し、以降20年あまり展覧会に出品を果たしている。
現在は「対岳堂印房」代表として、印章彫刻のほか、落款印等の制作、篆刻教室での指導をしながら、自身の作品制作を続け、篆刻を楽しんでいる。
対岳堂印房
https://taigakudoinbou.wixsite.com/taigakudo

テイスティング

薄濁り黄金色。
柑橘系の香り。
アジアンスパイスの香りがほんの少し。
フレッシュな苦み。

飲んだ日:2021-08-10
飲んだ場所:日本ワイン 中村
価格:1,700円

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