年代物なので多分お酢になっていると思いきや、ちゃんと生きていたワイン。
「Demeure=邸宅」という意味で、ドメーヌでもないので多分ネゴシアンだと思うのですが、情報が全く無いですね…
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ワインデータ
ワイン名:Chapelle Chambertin Grand Cru
生産地:France > Bourgogne > Côte de Nuits > Gevrey Chambertin
生産者:Demeure Saint-Martin
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
スタイル:Red Wine
ワイナリー
情報無し
このワインは
シャペル・シャンベルタンは、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区の赤ワインの原産地統制名称(AOC)であり、グラン・クリュの畑である。
AOCは1937年に創設された。
シャペル・シャンベルタンの主要品種はピノ・ノワールである。
AOCの規定では、付属品種としてシャルドネ、ピノ・ブラン、ピノ・グリを合計で15%まで使用することが認められているが、ブルゴーニュのグラン・クリュの畑でこれが使用されることはほとんどない。
基本収量は37hL/haで、最低植樹密度は9,000本/ha、ブドウの成熟度は潜在アルコール度数11.5パーセント以上でなければならない。
この大きなグラン・クリュの中には、ラ・シャペルとレ・ジェモーの2つのクリマがあり、ワインのラベルにその名が記載されることがある。
テイスティング
エッジが少し退色した美しいルビー色をしています。
熟成の兆候が見られる色合いであり、グラスの中で優雅に輝いています。
色の変化が、このワインの深みと複雑さを物語っています。
コルクの上部はびっしりとカビており、ワイン自体にもブショネではないカビ臭が感じられましたが、全体的に問題はありませんでした。
熟成したピノ・ノワール特有の日本のダシの香りがあり、深みのある複雑さを感じます。
味わいは非常に興味深く、熟成ピノ・ノワールならではの深みがあります。
旨味が豊かで、口の中に広がる複雑な味わいを楽しむことができます。
酸味がやや突出しており、ワインの過ごした時間が感じられます。
完全にお酢になってしまっているかと思い、全く期待せずに開けたのですが、考えていたよりも全体的にバランスが良く、熟成したピノ・ノワールを楽しみたい方におすすめです。
飲んだ日 2024-04-19
飲んだ場所:switch
買った日:2024-01-30
買った場所:オークション
価格:10,000円
インポーター:個人輸入