ラベルが印象的なので結構見かけるのですが全然飲んだ事の無かったワインの一つ。

自然派な作りだそうですが、全然自然派感が無い。
これは…醸造が上手…!

 

ワインデータ

ワイン名:Nora Blanc
生産地:Japan > Hokkaido
生産者:農楽蔵(株式会社農楽) (のらくら)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

函館山の麓、近現代の歴史が詰まった元町にあります。
(現在は農場とワイナリーが北斗市文月に移動)

農楽蔵と書いて「のらくら」と読みます。
ワイナリーといえば、都市郊外や田舎の広大な敷地に建てるイメージがあるかもしれませんが、私たちは、造るワインのスタイルを絞り込み、徹底的に設備をコンパクトにすることにより、「街なかワイナリー」を実現しました。

クラシックな函館・西部地区の街並みに似合う「蔵」をモチーフにし、ところどころに独特な和洋折衷の文化を表現しています。
全て北海道の葡萄です。自家農園のほかに、道南や余市町の高品質な葡萄を農家さんから譲り受け、ワインを造っています。
日本とフランスで培った経験と技術を生かし、本来外来品であるワインが日本の、函館の食卓に溶け込むような、そして楽しいものを作り続けていきたいとおもっています。

「今まで飲んできた日本のワインはこうだった」「この葡萄品種はこういった味だ」という、先入観を廃して農楽蔵のワインに接していただきたいので、葡萄品種をラベルに積極的に表示しません。
ワインの味わいは、葡萄品種だけでなく、土地の個性によって、そしてできた葡萄と人がどう向き合って造るかで決まると考えます。
ですから、メルローで造ったワインがピノ・ノワールのような色調・香味だったり、甘口で作ることが多いナイアガラが完全辛口だったりします。
造り方や味わいはその都度公開しますし、シリーズによって一貫性がありますので、お気に入りの個性やスタイルをお楽しみ下さい。

このワインは

私たちが葡萄と向き合い「ああしたい、こうしたい」を存分に表現したワインです。

毎年、毎回の仕込みのなかで、この葡萄はノラにしよう!と思ったものを、赤は亜硫酸無添加で発酵・樽熟成して造ります。
複雑性の中にピュアな果実感が存在し、柔らかいながら芯のある味わいを目指します。
白は樽発酵、樽熟成して造ります。
果実、樽香、ミネラル、酸の美しいバランスを追求します。
白は2015年から亜硫酸を添加していません。

テイスティング

自然派感は全然無い。
果実感あり、甘み少しあり。
フレッシュな苦み。

飲んだ日:2023-12-05
飲んだ場所:炭・肉と旬野菜Kazan(カザン)
価格:4,510円

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