あまり飲んだ事の無かったワイナリー。

「どうせ日本のシャルドネはシャバシャバでしょ?」と思って飲みましたが、とても美味しい…
今からワインメーカーの修行する人は城戸で丁稚奉公した方が今後海外相手でもやっていけそう。

 

ワインデータ

ワイン名:Private Reserve Chardonnay
生産地:Japan > Nagano
生産者:Kido Winery (城戸ワイナリー)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
スタイル:White Wine

ワイナリー

Kidoワイナリー代表の城戸亜紀人は、「山梨大学大学院 総合研究部附属 ワイン科学研究センター」で学び、卒業後、塩尻市内のワイン会社に就職した。
そのワイン会社で8年間勤めたが、自身の夢でもあった自分のワインを造りたい、との思いから勤めている会社を退職、独立してワイン造りをする決心をした。
父の城戸比佐志の500坪の葡萄農園で、葡萄農家だった妻の由紀子の協力を得て、3人の家族経営のワイン造りを行うため独立した。
亜紀人のワイン造りにおけるコンセプトは「自分が造りたいものを造る」ことである。

2003年秋、葡萄農園の最後の収穫を行った。
2004年3月1日、収穫を終えた農園でワイナリーの建設工事に着手した。
建物の完成は同年6月、それから、醸造機器を搬入し、同年11月3日、広さ70坪のワイナリーが完成した。
家族3人で葡萄を栽培し、ワインを醸造することになった。
葡萄の名産地である桔梗ヶ原に新たなワイナリーがオープンした。
酒類製造免許申請から各種の申請書類の手続き、ワイナリーの建設、醸造機器の手配と、ほぼ一人で行った。

KIdoワイナリーの特徴は、桔梗ヶ原は葡萄の棚栽培が盛んな地域だが、自社の葡萄農園ではメルローとシャルドネを垣根栽培で行っていることである。
棚栽培であれば一本の樹から150~300房の葡萄を実らせることができるが、垣根栽培では一本の樹から10~30房しか実らせることができない。
城戸亜紀人が垣根栽培に拘るのは、「一房に土中の成分を集中させること、より土地の個性を宿らせること」、葡萄から表情豊かなワインができると確信しているからである。

Kidoワイナリーでは、新たにヨーロッパ品種のピノ・ノワール、ピノ・グリ、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を行っている。
塩尻地区で栽培が盛んな、アメリカ系品種のラブルスカ種も栽培している。
また、コンコード赤品種やナイアガラ白品種など、香り高い葡萄香にフレッシュな爽やかさを持たせたワイン造りを実践している。

WIKIより

このワインは

Private Reserveシリーズは自社農場にて収穫量を抑えた凝縮度の高いブドウのみを使用したシリーズです。
このシリーズのワインはその年のワインの出来栄えを販売価格に反映させているため、毎年販売価格が変わっています。

「プライベートリザーブ メルロー」、「プライベートリザーブ カベルネソーヴィニヨン」、「プライベートリザーブ カベルネフラン」の商品名でそれぞれリリースしていたワインは、6年前の夏より商品名が変わり、仕様も若干変更になりました。
「プライベートリザーブ メルロー」に代わり「プライベートリザーブ メドウズ」、「プライベートリザーブ カベルネソーヴィニヨン」に代わり「プライベートリザーブ ブリリアンス」、「プライベートリザーブ カベルネフラン」に代わり「プライベートリザーブ フラワー」となります。
また仕様も変更になり、単一品種ではなくアサンブラージュ(ブレンド)されたワインになります。
アサンブラージュ比率は各ワインの説明をご覧ください。
簡単に申しますと「メドウズ」はメルローを主体に、「ブリリアンス」はカベルネソーヴィニヨンを主体に、「フラワー」はカベルネフランを主体に、アサンブラージュしたワインという位置付けになります。
これら3商品の名前の由来ですが、私の娘の名前 彩花里(あかり)の漢字1文字ずつをカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルローにそれぞれ当てはめ、英語に訳したものです。
少し意味合いが違うところもありますが、「彩」=「ブリリアンス」でキラキラした様子、「花」=「フラワー」で草花の花、「里」=「メドウズ」で山の裾野に広がる草原という意味になります。

今回発売される2021年ヴィンテージの天候は次のようでした。
2021年7月の梅雨時期には非常に多い雨が降りました。
長野県の梅雨明けは7月16日と平年より早かったものの、その後の好天は長く続かず、お盆には大量の雨が降るなどして日照量不足によりブドウの生育は8月末まで大幅に遅れていました。
ところが9月中旬以降は高温・少雨の恵まれた好天が長く続き、9~10月は最高の天候でした。
生育の遅れも回復でき、結果としては例年並み以上の品質のブドウが収穫でき、特にボルドー系の赤ワインは高品質なものとなりました。

テイスティング

柑橘と樽の香り。
果実感あり。
山梨のシャルドネなのにしっかりと凝縮している。

飲んだ日:2023-10-07
飲んだ場所:オアシス
買った日:2023-08-20
買った場所:城戸ワイナリー抽選
価格:4,730円

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