物凄く久しぶりに飲んだ品種。

ピノ・ノワールっぽいけど、力強さと言うか野性味を感じる味わい。

 

ワインデータ

ワイン名:Réserve Pinot Fin
生産地:France > Bourgogne
生産者:Maison Régnard (レニャー)
品種:Pinot Fin (ピノ・ファン)
スタイル:Red Wine

ワイナリー

旧市街の中心に位置するメゾン・レニャー・ド・ボーヌは、トネリエ通りの私邸にあり、セラーは18世紀に遡る。
その名が示すように、この通りは1449年以来、最高級ブルゴーニュワインの生産と販売に関係してきた。
メゾン・レニャーはこの伝統を受け継ぎ、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの最も有名なアペラシオン(ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボル・ミュジニー、シャサーニュ・モンラッシェ、ムルソー、ポマール、ボーヌ…)を生産している。

このワインは

非常に希少なピノ・ファンといえば、まず世界的に人気のあるピノ・ノワールについて語ることが重要だ。
ピノ・ノワールは非常に古い品種で、松ぼっくり(Pinot)のような形を連想させる、ぎっしりと詰まったブドウの房が名前の由来となっている。
ブルゴーニュ・ワイン協会によると、ピノ・ノワールはノワリアンとして知られるブドウ品種の基礎であり、シャルドネ、アリゴテ、ガメイなど、他の多くのブドウ品種の「親」であり、ローマ時代から森に存在していた野生のブドウの木から数世代しか経っておらず、この品種に関する最初の文献記録は、ピノ・ノワールまたはプラント・ファンという名前で、最も古い文献の歴史は1375年に遡る。
その長い歴史にもかかわらず、ピノ・ノワールは競争力のある品種ではない。
病害に弱く、環境への適応性が低いだけでなく、良質のワインを造るには低収量に抑える必要がある。

ピノ・ファンとピノ・ノワールの類似性は、記録に残っているピノ・ノワールの最も古い名前、プラント・ファンに見ることができる。
これは古代の祖先品種であり、ピノ・ノワールよりも弱く、結実不良になる傾向がある。

ピノ・ファンは、凝縮したアロマと生の素朴な風味を持つフルーティなワインを生み出すが、栽培と醸造に特別な手間がかかるため、この品種を栽培しているワイナリーは非常に少なく、ドメーヌ・アルヌー・ラショーやドメーヌ・ジャンテ・パンショは、現在でも栽培している数少ないワイナリーのひとつである。

テイスティング

香りはピノっぽいがちょっと野生感。
酸が最初は感じられる。
タンニンもどっしりでピノ・ノワールとは少し違う。
熟成したらどんど美味しくなりそう。
飲んでいるうちに古き良き濃いジュヴレ・シャンベルタンっぽさがどんどん出てくる。

飲んだ日:2023-10-01
飲んだ場所:switch
価格:6,600円
インポーター:ブリストルジャポン

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