家からわりと近くにあり、まだ行っていなかった麺恋処 いそじ。
めんこいどころとは…コロナ禍前は結構外まで並んでいたりで避けていましたが、今なら外では並ばず入れました。
中で少し待ちましたが…
内観
たくましい二人が唸りをあげてラーメンを食していました。
うぉん!彼らはまるで人間火力発電所だ!
メニュー
冷やし中華大盛りに1080円かと思いつつ、夏バテしてる(嘘)私にはもってこいではと思いポチッと発券。
店内は10名ほど入れるカウンターで、待ちは1名。
この時間でこの入りは中々?
日本一の冷やし中華の呼声を某食べ歩きサイトで予習しつつ待つが、10分も待てない子供の私は店内を見渡すが情報が少ない店内。
能書き等は特にない様子。
冷やし中華大盛り1,080円
10分強で着丼か。
具材の種類が多く、ヤングコーンにトマト、ほうれん草、きゅうりと赤黄青と彩り豊か。
他に味玉、海苔、カイワレ大根。
スープはシャーベット状に凍らせているので、グチャ混ぜが嫌いな私は食べ方を悩むがとりあえず端から食べることにした。
凍らせたスープはラードかと思わせるほどねっとりとして、かなり濃厚。
鰹出汁の風味がガツンときつつ、お酢の酸味はかなり抑えられてるので、女性にも人気なのではないだろうか。
しかし、冷やし中華の定め、チャーシューだ。
ここのは短冊状には切らず、いつものチャーシューの形。
冷えているから肉の旨味や脂身のジューシーさはない。
やっぱりこれは短冊状に切って、口内の体温で脂身を溶かした方が正解なんじゃなかろうか。
麺はストーレート太麺。
大勝軒並の太さだが、冷やしているからかもちもち感はない。
特にシャーベットの下敷きになってる麺は凍って硬い。
でも凍ってるのは少量だから、食感の変化として受け止めることにする。
食べ始めると底に春雨が一握り。
なぜなのかは食べ終わる頃に分かる。
濃厚なスープが溶け始めると麺に絡み過ぎて少し味に変化を求めてしまうのだが、食べ終わる頃にスープに浮いてるカイワレ大根やきゅうり、トマトと一緒に食べるには麺は太過ぎてスープが絡み、味が濃厚すぎる。
春雨と一緒に食べるからこそ最後はさっぱり終えることができるんだなと感じる。
全体的に非常に手が混んでいる。
スープはシャーベット状に凍らせて、きゅうりは表面に細工を入れてるし、トマトは全て皮剥き完了済み。
味玉も普通に出汁が染み込み、濃厚だ。
添え物のほうれん草も胡麻和え済み。
スープ割ができると聞いたらせずにはいられない男心。
出汁は魚介豚骨か。味の変化とともに器を変え、提供される丁寧さ。
中々新宿では見られない変化。嫌いではない。
他では食べられない冷やし中華、ご馳走様でした!