ワンタン麺でも食しに行こうかと近くのお店で発見したのが麺屋はやしまる。
久しぶりに食券機が無いお店でした。
注文時に現金を手渡しするタイプです。
カウンターのみで10席程度。
ここは特に物理的なコロナ対策的なことはしておらず、ついたてがあるわけでもなく、隣の席とも肩が触れ合うくらいの近さ。
なので食事時以外はマスクを外すなとの事。
攻めてますね。
隣に座った常連と思わしき客がかなり細かく作り方の注文をしている。
細かい違いが分かる神の舌を持つ男の様だ。
ラーメン界ではご高名な方なのだろうか。
メニュー
皆様つけ麺を頼んでいます。
ワンタン麺が有名なのかと思ったら、つけ麺にワンタンを入れる方式なのですね。
えびわんたんめん醤油1,100円
一言で言うと大勝軒のラーメンにワンタンが入った感じ。
スープは鰹出汁にしょっぱいしょうゆ味。
恐らく…いや、確信に近い化学調味料の味。
舌が痺れる。
市販の出来合いスープでしょうか?
麺は加水率の高めなモチモチストレート太麺。
まさに大勝軒のそれだ。
ワンタンは手製らしく、肉厚なワンタンだったが、池尻大橋の八雲がもてはやされる理由がわかる。
ワンタン麺は古来よりあるが、競う相手もおらずクオリティーが昭和から変わってないのだろう。
昭和風ラーメンの上にワンタンが乗ってるだけだ。
革新はいらんが、もう少しワンタンとスープ、麺の調和の解釈を変えた良店が出てくることを期待する。
麺の湯切りを適当にするとグルテンの作用からなのか、スープの濁りやら味が時間とともに変わって、醤油なら苦味が強く感じてしまう。
ワンタンが入るとその傾向が強くなるように感じる。
味噌スープも裏メニューっぽく書いてあったが、味噌の方が色々誤魔化せるのかもしれない。