山梨のクラフトビア好きの中では結構有名なブルワリー。

女性醸造家が店舗兼醸造所で辣腕を振るう。
定番IPAらしい。

 

ビアデータ

ビール名:ポラリスの涙
生産地:日本 山梨県甲府市朝日2丁目18-4
生産者:PERSONA BREWERY
アルコール:7%
IBU(苦さ 平均15~20):40
モルト:
ホップ:ポラリス、ギャラクシー
タイプ:IPA
価格:700円
インポーター:

ブルワリー

JR甲府駅北口から徒歩10分余りの甲府市朝日の住宅街にあるペルソナブルワリー。
併設するビアバーで2020年10月29日から自社醸造ビールの提供を始めた。

高橋添(そえる)社長は東京都出身。
平成7年に夫の転勤で3人の子供とともに甲府にやってきたが、4年後に夫は次の転勤先へ単身赴任。
甲府に残って子育てしながら働いてきた。

大手証券会社の営業担当だった20年、仕事の厳しさと、顧客に損失を出させてしまう心の痛みから退職。
23年の東日本大震災を機に「人のために働こう」とホームヘルパーになり、介護福祉士の資格を取った。
今も甲府市内の介護事業所で非常勤のケアマネジャー(介護支援専門員)をしている。

証券会社にいるころから旅行が趣味で、国内外のビールを飲んできた。
趣味が高じ、「自分で造ってみよう」と思い立った。
令和元年9月に会社を設立登記。
社名には「日常のペルソナ(仮面)を外して楽しんでほしい」という意味が込められているという。

東京都世田谷区にある醸造所で修行した後、燃料店の店舗兼住宅を自分で改装し、醸造タンクは中国に行って買い付けた。
2020年2月に税務署に製造免許を申請したが、許可が遅れたため、7月にビアバーを先行開店。
仕入れたクラフトビールとおつまみを出していた。10月2日に許可が下り自家醸造開始。

このビールは

ホップはポラリス他 苦味の元となるアルファー酸値の高い ギャラクシーなど3種類のホップを使用しています。

思えばまだまだ新型コロナが超猛威をふるい、何を基準に過ごしたらよいのか?
このままどのようにお店を続けて行けばよいのだろう?
私たち同様、世の中の人も様々なことに迷っていた頃に仕上がったビールです。

『道に迷ったらポラリス(北極星)を探してごらん!
他の星は動くけどポラリスだけは不動の星
きっとポラリスがみちしるべになってくれるだろう』

とあるドラマの名台詞

出来上がったビールはまるでしばらく続く長く厳しい道のりのように、苦いにがーいビールに仕上がりました。

コロナに対する意識も徐々に様子が変化しているように今回のポラリス、少しだけ苦味が落ち着いています。
ちょっと二の堀寄りかな?(苦笑)

それでも迷ったらポラリス!
苦味の中に、何か見つかるものがあればいいですね!

テイスティング

ブラウン。
酸を感じる柑橘系の香り。
苦味はしっかりでどっしりとした味わい。
余韻程々。

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