名古屋の有名なブルワリーです。

赤味噌ビールが非常に有名ですが、他のビールも面白いものが多い。
IPAはもう少し余韻がしっかりだと面白かったのですが。

 

ビアデータ

ビール名:IPA
生産地:日本 愛知県犬山市羽黒新田字高見1-4
生産者:MORITA KINSHACHI BEER
アルコール:7%
IBU(苦さ 平均15~20):
モルト:
ホップ:
タイプ:IPA
価格:560円

ブルワリー

私たち盛田金しゃちビールは、大手ビールにはない品質、特徴のあるビール造りを目指し、平成8年(1996年)の当時の政府の規制緩和の折に創業したクラフトビールメーカーです。
しかし、その歴史は日本にビールが広まり始めた明治十年代後半にまで遡ることが出来ます。

先代が明治十七年に中部圏初の試醸造に成功
文明開花間もない明治十七年から十八年頃、盛田家十一代久左衛門、命棋翁が時代に先駆けて中部圏で初めてビールの試醸に成功し、「三ツ星ビール」と冠しました。これらの事実により、一過性で出来上がった「地ビール」というものではなく、お客様に喜ばれる高品質なビールを醸造するという、いわば100年の夢を受け継いだ事業です。
日本のビール文化を創造するという想いを胸に私たち盛田金しゃちビールは、ビールスタイルを守りながら、日本の風土/食文化や日本の人の味覚に合った味わいを提供し、日本のビール文化を創造するという想いを「金しゃちビールに織り込んでいます。
この想いと厳選された原料、木曽川水系の地下水を使用し、厳しい品質管理のもとに醸造されたビールは、喉の渇きをいやすだけでなく、香り、味、色をじっくりと味わう骨のあるものに仕上がっています。

このビールは

18世紀のイギリスが植民地化していたインドへの輸出用に造り出されたスタイルです。
当時イギリスからインドへは南アフリカ喜望峰を経由し赤道を2度も通過するルートのみでした。
そのため一般的な通常のビールではインドへ 到着する頃のには痛んで飲むことができませんでした。
そこで醸造技術者らは経験から、色が濃く、アルコール度数が高く、ホップの添加量が多いビールが日持ちすることを知っていたことから、ペールエールよりも更に特別なストロングスタイルのビールを造りインドに向け輸出しました。
このビールは、瞬く間に高い評価を受けるようになり、「インディアペールエール(IPA)」と呼ばれました。
そして今も、かつての栄光を背に造られているのです。
金しゃちIPAの特徴は、高いアルコール度数と、鮮烈なホップの香り、苦味を芳醇なボディーが受け止める、余韻も楽しめるビールです。
芳醇でありながら、飲み口がすっきりしているバランスの良いIPAです。

テイスティング

ブラウン色。
苦味を想起させるいかにもなIPAっぽいホップの香り。
実際苦味はしっかり。
しかし日本ビールにありがちなすっきりとした後味。
苦味もモルト感も一気に引いていく。
もう少し余韻があっても良いのだが。

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