限定商品の中でもホップ全開のドストレート作品。
苦さを表すIBUは30とそれほど大きくありませんが、味わいはかなり苦い。
ニガ美味い1本。
ビアデータ
ビール名：JUICY BOMB
生産地:日本 三重県伊勢市
生産者：ISE KADOYA BREWERY
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):30
モルト:
ホップ:Azacca、Jaryllo、Cascade、Chinook、Cashmere and El Dorado、Citra、Galaxy
タイプ:アメリカンスタイル・IPA
価格:605円
インポーター:
ブルワリー
大正時代より始めた味噌醤油醸造を背景に、1997年、クラフトビールに挑戦いたしました。 『伊勢から世界へ』『世界のビールファンを唸らせる』といった合言葉のもとに、 世界が認めるビールをつくることを誓い、「伊勢角屋麦酒（いせかどやビール）」の醸造をはじめました。
2000年にJapan Beer Cupで金賞を受賞したのを皮切りに、2003年には日本企業で初めてとなるAIBA金賞とベストオブクラスウイナー賞を受賞し、その後も、WBC、BIIA、WBA、IBAなど多くの国際大会で受賞を重ねることが出来ました。
この間、いろいろなシーンで、皆様方にお支えいただき、励まして下さいましたことを本当に有難く思っています。
おかげさまで、「伊勢角屋麦酒（いせかどやビール）」は国内の多くのクラフトビアバー様、酒販店様でお取扱い頂いております。
「伊勢角屋麦酒おいしいね」と言ってくださるファンの皆様方のご期待に沿えるよう、これからも自らに高いハードルを課し、地道な作業と、弛まぬ挑戦を続けていきたいと思います。
このビールは
「ジューシーなフレーバーが特徴のドリンカブルなIPA」をこれまでとは異なる手法で表現しようと「Azacca(アザッカ)」、「Jaryllo(ヤリーロ)」、「Cascade(カスケード)」、「Chinook(チヌック)」、「Cashmere and El Dorado(カシミアアンドエルドラド)」、といった新鮮なホップを水蒸気蒸留し、香りを濃縮したホップオイル商品「Juicy Fruit Bomb(ジューシーフルーツボム)」の使用に挑戦いたしました。
軽快で飲みやすいのに、香りが「爆発」するようなIPAを目指しました。
「Juicy Fruit Bomb(ジューシーフルーツボム)」とホップの香りをはっきりと、しっかりと、感じていただくために、量に頼らない様々な周防に取り組みました。
麦芽風味の穏やかな色合いの軽いモルトの配合量を増やすことで、ホップの香りを感じやすく、さらに醸造工程の時間を調整して、よりホップの香りが持続するようにしています。
またIPAにしては、IBUも度数もあえて抑えながら、バランスの取れた味わいを目指しました。
名前の通り、ジューシー（トロピカル、シトラス）な香りが華やかに感じられます。
ホップオイルだけでなく「Citra(シトラ)」と「Galaxy(ギャラクシー)」も使って、厚みのある香りを楽しんでいただけるようにしました。
モルトフレーバーは控えめにライトな飲み口と切れ味ある味わいで、飲み込んだ後もホップのアロマやフレーバーをしっかりと感じていただけます。
度数は5%、IBUも30と飲みやすさを高めました。
IPAといいながらもお替りを次々と飲みたくなるはずです。
飲みやすく、非常にドライでクリーンな飲み心地ですが、ホップアロマ、フレーバーの圧倒的な存在感に満足感が得られます。
テイスティング
薄薄濁り黄金色。
青さを感じる角のあるホップの香り。
最初に苦味がしっかりくる。
余韻は長い。
ホップの味わいをジューシーと表現するならばたしかにこれはジューシーな爆弾とも言える。
シャープな苦味がかなり強い。