玉村本店で流行のシングルホップ・シリーズの最新作。
草っぽい薬草感のある香りと味わいに苦みしっかりのビール。
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ビールデータ
ビール名:CASCADE PALE ALE
生産地:日本
生産者:TAMAMURA HONTEN Co.
アルコール:5.5%
IBU(苦さ 平均15~20):33
モルト:
ホップ:カスケード
タイプ:ペール・エール
価格:389円
インポーター:
ブリュワリー
清酒『縁喜』の酒蔵は、北信州は志賀高原の麓にございます。
初代喜惣治が、この地に創業したのが文化ニ年(1805年)、屋号の玉村は、初代が酒造りの修行をした上州玉村(現在の群馬県佐波郡玉村町)にちなんだものです。
山紫水明なこの地の清冽な水、清澄な空気、寒冷な気温の中で醸し出された酒は、約210年余の長きに亘り、多くの方々に愛され、育てていただいてまいりました。
今でこそ、スキーヤーのメッカとして全国に有名な志賀高原も、その昔は松代藩に属した未開の地であり、御用係として奥山林の調査を命ぜられた佐久間象山が、「星の井(当時の銘柄名)」の酒九樽を、氏神様(天川神社)に献上して無事を祈った程でした。
その後、旧草津街道として旅人の往来も増え湯治場(湯田中・渋温泉郷)のお酒としても親しまれて参りました。
明治40年には、明治天皇御用品として宮内省お買い上げを賜り、その後大正天皇御大典を機に、銘柄を「星の井」から当主喜惣治の名にちなんで「縁喜」に改めました。
また、当家では、新嘗祭の献上米を大正14年に御共進した実績があり、現在はその水田で収穫された美山錦が酒造りに使用されています。
これからも、均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒を、丹念に適正規模つくり、目の届く範囲で、責任をもってお届けしたいと思います。
小さくても、味は全国トップの水準を目指し、この酒を飲むためにもここに来たいと思っていただける酒をつくることによって、地域の魅力向上に貢献して参りたいと思います。
このビールは
Single Hop Brew シリーズの番外編。
その名の通り、カスケードだけをつかったペールエールです。
仕込み当日に収穫した自家栽培のカスケードを、ふんだんにアロマホップとしてつかいました。
アロマホップは、全量自家栽培なのですが、それ以外にアメリカ産のカスケードをつかっています。
ということで、品種的にはカスケードシングルホップでまちがいないのですが、日本とアメリカの二つの産地でのもので仕込んだということで、”?” マークをつけときました。
5.5%、IBU33。
ベースとなるビールは、定番の志賀高原ペールエールと同じです。
シンプルながら爽快なホップの香り。
なんだか日本のみかんみたいな、ちょっと赤い印象の柑橘の香りが特徴です。
生ホップシリーズの特徴である、みずみずしさが、クリーンでありながらも豊かなモルトの味わいと相まって、どんどん飲めちゃいます。
決して突出してホッピーというわけではないのですが、なんだかすごく美味いのです。
限定 4329本
アルコール度数 : 5.5%
ビアスタイル : ペールエール
この季節だけの特別な味。
テイスティング
ブラウン。
粘度が高い。
草のようなホップの香り。
苦味しっかり。
余韻は苦い草。