定期的に出ているエチゴ白ビールですが、今回は定番になるのか。

やさしいヴァイツェンと能書きにはありましたが、結構ドライで硬派な感じがします。
ヤッホーの水曜日のネコの方が優しい感じがします。

ビアデータ

ビール名:WEIZEN FOR A RELAXING TIME
生産地:日本 新潟県新潟市
生産者:ECHIGO BEER
アルコール:5%
IBU(苦さ 平均15~20):16
モルト:
ホップ:
タイプ:ヴァイツェン
価格:300円
インポーター:

ブリュワリー

地ビールが誕生したのは、1994年の酒税法の改正でビール製造免許を取るのに必要な最低製造量が大きく引き下げられたことで、中小の造り手によるビール製造が可能になったことがきっかけです。
このとき全国で一歩先んじてブルーパブを開き、地ビール第一号となったのがエチゴビールです。

1970年代後半から80年代にかけて、エチゴビールの創業者は日本を離れ欧州で演劇家をしていました。
イタリアのローマを拠点に舞踊などを学び、演劇や映画に出演する日々を送る中で、絵本作家のドイツ人女性と出逢いました。
バカンスシーズンは彼女の故郷レーゲンンスブルグへ遊びに行き、そこでドイツの豊かなビール文化を体験したのです。
そして後に、これを故郷の新潟から日本に広めたいと考えたのが、エチゴビールの起点です。
エチゴビールのトレードマークであるビールを片手に微笑む雄ヤギのイラストはその絵本作家の女性によるものです。
雄ヤギはドイツやチェコでは多産・豊作・商売繁盛のシンボルです。

エチゴビールは、この創業の物語と志を忘れず、日本さらに世界のビールという大きな舞台で、生き生きと演じる役者でありたいと願っています。
ここで働いている一人ひとりも、それぞれの人生という舞台で、夢を語り、ドラマの主役を演じています。
そして、飲み手であるお客様のドラマを、精一杯応援したいと思っています。

このビールは

ゆったりくつろぐ時間のためのビールです。
美しく均質な白いにごりと、酵母由来のフルーティで爽やかな香り、やわらかい口当たりと喉越しの、やさしいヴァイツェン。

テイスティング

トロピカルなバナナの香り。
小麦感しっかり。
水曜のネコみたいな甘味を感じるようなイメージではなくドライ。
後味にホップの苦味も少しある。
硬派なウィート。
温度の上がる後半甘い香りが強くなってくるので、ゆっくり飲む方がいいビール。

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